第8回二中カップ戦 2日目
ニ中カップ2日目は決勝リーグからスタートしたBEATは
新チーム初めてフルメンバーが参戦。
昨日の予選こそ全試合皆でタイムシェアしながらも何
とか結果を残したが、新チーム立ち上げて間もないこの
時期にチーム内の「差」が出てきているのは否めない。
普段からの練習は勿論ながら今回のような実戦練習で
もチーム内で競争しながら自分のパフォーマンスを出し
かつチャレンジしながら挑んできてほしいと思います。
さて決勝リーグは各ブロック1位との対戦で各チーム総
当たりで順位を決めるものだった。
その初戦は岐阜県では頭1つ抜け新人戦でもトップの
実績を持つ強豪チーム。
本日は選抜練習でフルメンバーではないもの、チーム
の層は厚く攻守共に攻撃的なチームだ。
1Qの入りからお互いテンポの早い攻撃となり点の取り
合いとなる展開で始まる。
前半、リードこそ奪われないがオールコートで相手ガード
を簡単に止める事が出来ず流れを掴めず非常に均衡
した展開で終える。
後半に入りハーフコートのディフェンスを少し修正、そこ
に加え高さの利を生かす攻撃に切り替えると徐々に点差
が開きだし同時にブレイクで得点が取れる良い展開に
なっていく。
最終クォーターも先の流れをそのまま維持するとここで
ようやくセーフティリードを保ちベンチメンバー投入。
メンバーが変わった残り数分、相手の怒涛の攻めに合い
一気に点差は縮まるが何とか逃げ切り勝利。
チーム内の差、先ずは絶対的なファンダメンタルの違い
はあるが、当の本人がそこを理解しようとしてないところ
が伸びがない要因の1つ。
さらに普段の部活とBEATのスタイルを分け切れておらず
アジャストされていない為、自分のパフォーマンスが出せて
いないのが今の差になっているのだろう。
以降、上を目指す為には層の底上げが必要、今は先ず個
の力を上げる努力を尽くしてほしいところだ。
そして本大会の最終戦。
相手は長野県のチーム、現段階では県4圏内に食い込む
くらいの力を持っているやはり強豪チーム。
個のシュート力も高くディフェンスもチームできっちりやって
くる良いチームだ。
上背で上回るうちに対して徹底して中を絞め簡単に中の
仕事をさせてもらえないチームディフェンスをされてしまい
相手の思惑通りの非常に重い試合展開から始まってしまう
序盤。
それでも付け焼刃的なセットオフェンスを要所で入れながら
かつチャンス時に中で攻めてフィニッシュが決まり出すと
ようやくリズムが戻ってきて得点が伸びだしてきた。
後半に入りオールコートディフェンスもところどころで機能
しだすと差も広がっていき最終クォーターは1年生を含む
全員参加で勝利。
この2試合最後まで非常に気の抜けない試合となったが
何とか勝利を掴み取りこの大会スリーピート達成。
先ずはお疲れさん。
各地域のトップクラスのチームとの対戦はやはり非常に
良い勉強が出来ます。
現段階の大きな課題はチーム全体の個の力を上げる事。
そこにチーム力があれば1ランク上に行けると感じた2日間
でした。
最後に大会関係者の皆様2日間誠に有難うございました。
きめ細かな温かいおもてなしをして頂き懇親会も楽しめ
有意義な2日間を過ごさせて頂いた事に感謝です。
これからもどうか宜しくお願い致します。