山口県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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トリプルダブル杯2018

2018/09/03 14:31
  

こんにちは、管理人です。
夏休み最後の日曜日だった昨日は、昨年に引き続きトリプルダブル杯にご招待いただきました。
大会名でお分かりのとおり、山口市のバスケットボール用品専門店であるトリプルダブル様が主催され、フリースロー大会やラッキー抽選会の景品などもあり、とても魅力的な大会です!
ちなみにその前日の土曜日は、コーチライセンスのランクアップのための講習会で、今年のインターハイに出場した徳山商工の女子バスケ部さんにお邪魔して、実技講習を受けて参りました。
経験の無い私が実技なんてまともにできるはずなく、お恥ずかしいところをお見せしながらも、せっかくなので最後まで一生懸命頑張りました。
結果、帰りの車で足やら手やらお腹やら、次々と悲鳴を上げ始め、命からがら家にたどり着いたのですが、やっとの思いで車から出た瞬間、両足が痙攣してまったく動けず、痙攣が収まるまで車のドアに手をかけてその場にじっと立ち尽くしてしまいました(笑)
日頃から子供達に偉そうなことを言って、頑張れ頑張れと言っている私ですが、改めて子供達の凄さを知った一日でした(笑)
そんなこんなでトリプルダブル杯へは、審判ができるかなどの不安も抱きながら今年も2部で参加させていただきましたが、うち以外のチームはどこも6年生が少なかったり身長が低かったりと、大会前から、「これで優勝できなかったら指導者の力量不足だ」などとも言われ、満身創痍の体に、一人でいつも以上のプレッシャーまで感じながら臨みました(笑)
まず最初の試合は、5月の中部地区大会に、先日の萩サマーチャレンジ交流大会でも対戦し、勝利することができた山口市内のチームとの再戦となり、今回も勝利することができました。
この試合のテーマは先週の大会に引き続きオフェンスです。
前回のブログでも書きましたが、うちにはどんな相手にも個人で通用するようなスーパースターは1人もいません。
これまでも、ちょっとディフェンスが良いチームが相手になると、まったく点が取れなくなり、勝つことはおろか、ひたすら自滅を繰り返す、とてもまともに見ていられないような試合を繰り返してきました。
逆に、6年生が少なく、ディフェンスが若干緩いチームが相手になると、自分勝手に好き放題に攻めた挙句に、ディフェンスをしなくなる(正確に言うとディフェンスまで手が回らない、考えられない?)というこれまた見ていられない状況に陥ってきました。
私の理想とするチームは、オフェンスもディフェンスもみんなで頑張るチームです。
もちろんチームの状況次第では、特定の個人の能力に頼らざるを得ない場面もあると思いますし、そういうチーム作りを強いられることもあると思います。
ですが私は、オフェンスはともかく、特にディフェンスは、1人がサボることで他の4人の頑張りが無駄になるので、私はディフェンスを頑張らない人が嫌いです。
ディフェンスをまったくしない代わりに毎試合100点取ったとしても嫌いです(笑)
だって、バスケはチームスポーツであって個人スポーツではないので、その人ばかりが点を取って他の人がその人の分まで頑張ってディフェンスをして勝ったとしても、見てても何も面白くないですから。
それなら、全員で頑張って1点を取り、全員が頑張ってその1点を守るチームであってほしいです。
前置きを熱く書きすぎましたが、この試合でも、前回までの試合で少しずつ形になりつつあるパス&ラン、モーションオフェンスを、実践の中でしっかり試しながら、早く自分達のものにして、全員で攻める、全員で守るという理想のバスケを追い求めました。
ですが、第1Qは相変わらずできません。
全員ができない訳ではなく、できない子がサボっている訳でもありませんが、やはり理解と経験の不足から、自信を持ってプレイできていなかったり、集中力の欠如でやるべきことを見失っているのだと思います。
失敗したり間違えたりすることに対しては寛容な私ですが、練習でできていることを、そもそもやろうとしないことなんかに対しては意識の問題なので、かなりイライラしてしまいます。
あ、もう一度書きますが、ただ、意識の違いによってチームとしてうまく機能できていないだけで、全員がやろうとしていない訳ではなく、やろうとしている子はしているんです。
第2Qは、5年生もそれなりに意識していましたし、まぁまぁ形になってきました。
第3Qは6年生5人で、先週よりもなかなか良い形になってきました。
ここまでで点差も開いたので、第4Qは5年生5人でいきましたが、期待した動きはまったく見られず。
思わず「やろうともしないんなら替えるぞ!」と、日◯大学アメ◯ト部さながらのプレッシャーをかけるも変わらず(笑)
ラスト2分は残りのベンチメンバーと交代し、全員が出場することもできましたが、まだまだ課題の残る内容でした。
第2試合の前には、お待ちかねのフリースロー大会で、1部2部の計12チームの登録選手の中からたった1人、1位のみが表彰されるとのことで、子供達には、「10本くらいは連続でいれないと1位にはなれないぞ。」と言っていましたが、残念ながら右田からは5本連続の予選通過者さえ出せませんでした。
結局1位の子は8連続、合計で10本中9本という結果でしたが、それくらい入れてくれる子がうちにも現れないでしょうか?(笑)
フリースロー大会に続いての第2試合は、新チームでは初対戦となる同じく山口市のチームとの対戦でした。
昨年は、高身長のスーパー6年生が揃った県内ナンバーワンとも言えるチームで、うちも一度100点ゲームをされてしまった苦い思い出のあるチームです。
今年はその6年生達がいなくなり、低学年中心でかなり厳しい状況のようで、こちらも最後は全員出場の快勝で、プレッシャーに負けずに無事に決勝戦に駒を進めることができました。
去年の100点ゲームの仕返しをしたい気持ちをグッと押さえ(笑)、やることもメンバーも第1試合とほぼ同じにしましたが、試合内容も第1試合とほとんど変わらなかったので詳細は省略します(笑)
まだまだ理想のバスケにはほど遠いです。
そして迎えた決勝戦は、低学年もたくさん出ながら、1人のスーパーエースを中心に勝ち上がってきた初対戦となる宇部市のチームとの対戦となりました。
第1Qは、そのスーパーエースを押さえ込むディフェンスは良かったのですが、まだオフェンスの課題がまったくクリアできないのでそのまま補修(笑)
まだまだです。。。
第2Qは、モーションがだいぶ形になってきたので、これまでのオフェンスの制限を解除して、好きなように攻めてひたすら得点を取りに行くように指示しました。
そうすると、自然にモーションの動きも出ながら期待した以上の大量得点につながりました。
第3Qは、6年生5人でオフェンスはふたたびモーション制限、そしてディフェンスは相手エースだけでなく、とにかく全員にボールを持たせないディナイを徹底するように指示しました。
オフェンスもディフェンスも集中して、高い位置でボールを奪ったり、しっかり自分達の形で得点を重ねることができてきました。
そして第4Qは、決勝戦ということもあり、最後まで6年生の5人で戦うことにし、ディフェンスのディナイ徹底は継続したまま、オフェンスの制限は解除してみました。
すると、案の定、相手のペースに合わせてディフェンスなしで速攻しあう見ていられない内容になってきたので、ディフェンスの徹底をすぐさま再確認、オフェンスは、モーションに拘らなくても良いが焦らずに時間をかけてゆっくり攻めるように指示しました。
そこからは、相手の疲れもあって厳しいディフェンスがかなり効いたので、フロントコートでボールを奪って得点を重ねる確変状態に突入。
あれよあれよと得点を重ね、最終的には90点という、チームとしての過去最高得点を叩き出していました。
オフェンスの制限を解除しても、要所要所で自然に練習してきた動きが出てきたり、少しずつ理想に近づきつつあることを感じられる内容でした。
全員でディフェンスを頑張れば、それだけオフェンスの時間も長くなり、焦らずにオフェンスに時間をかければ、確実に点を奪えるだけでなく、ディフェンスの時間も短くなる。
たくさん点が入ったのは、ディフェンスを頑張ったからだというのが子供達にどこまで理解してもらえたでしょうか。
そこをみんなが理解してくれれば、まだまだ上を目指していけると思いますので、これからも子供達とともに全力で頑張っていきたいと思います。
さて、そんなこんなで先々週の萩サマーチャレンジ交流大会に続いて、二度目の優勝という最高の結果を手にすることができました。
ご招待いただいたトリプルダブル関係者の皆様、山口市ミニ連の皆様、参加チームも含め関係されたすべての皆様、改めまして、このような素晴らしい機会・経験をいただきまして本当にありがとうございました。
さて、夜はこれまた去年に引き続き指導者の懇親会にもお邪魔させていただきました。
そこでもトリプルダブル関係者、山口市ミニ連の皆様、市外から参加の指導者の方々との交流を深めることができまして、大変楽しい貴重な時間をいただきました。
この場を借りてお礼を申し上げますとともに、また来年もどうかよろしくお願いいたします(笑)
長いようであっという間の夏休みも終わりましたが、まだまだ暑く、そして熱い日々が続きそうです。
これからも子供達と一緒に良い汗をたくさんかきましょう!
最後に、忘れ物だけは絶対にしないように気をつけましょう(笑)
はい。
(2018.9.3)

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