山口県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

山口県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

ちびっこ大会&山陽小野田市近郷大会2018

2018/12/11 14:42
  

こんばんは、管理人です。
この日曜日は、まず、7月に予定されていて台風接近のため延期となっていた4年生以下による市内ちびっこ大会と、2年ぶりに山陽小野田市近郷大会にご招待いただきましたので、5・6年生はそちらに参加しました。
諸般の事情から、私はまずちびっこ大会に参加し、その後、決勝戦に間に合うように山陽小野田市近郷大会の方に駆けつけました。
さて、ちびっこ大会ですが、4年生以下だけが参加する年にたった一度の大会だっただけに、7月に台風接近のため延期となったのは残念でしたが、今回、無事に開催することができ、まずは良かったと思います。
うちは現在、4年生10人、3年生2人、1年生2人と、4年生以下が14人いますので、比較的早く入って今は5・6年生と一緒に練習している4年生6人をAチーム、入って1年も経っていない4年生4人と、3年生以下の4人をBチームとして、AチームはAブロック、BチームはDブロックに、2チームで参加しました。
まず、Aチームの初戦は、対戦相手が、うちと同じく山陽小野田市近郷大会に招待されたことで、4年生の主力1人をそちらに連れて行かれたようで、最初から最後までこちらのペースで進めることができ無事に勝利することもできました。
ですが、日頃から口を酸っぱくして言っている、ボールを持ったらまずゴールを狙う、パスをしたら必ず走る、まず狙うのはボールサイドへのカット、シュートを打たれたらボックスアウトなど、できなかったことを挙げればキリがありません。
ただ、今年の4年生の代で一番心配しているのは、技術的なことよりもまず、周りに遠慮してしまう、元気が無い、一生懸命さが足りない、といった精神的なところです。
まずはバスケを楽しむことが大前提ですが、その楽しみ方を間違えているというか、全員とは言いませんが多くの子が、いまだに遊びの延長線上でしかないようで、残念ながら日頃の練習でもあまり覇気が感じられません。
他チームには、気迫のこもった全力プレイに、大きな声でチームを盛り上げ、自らがチームを引っ張っていくというような子がチラホラ見えましたが、残念ながらうちにはそういう子は見られません。
今年の6年生もそうですが、技術的には申し分ない才能豊かな子が揃っていながら、精神的な部分でそれを十分に発揮できないのはとても残念に思います。
今でこそ6年生は精神的にも少しずつ成長が見られ、チームは上り調子ですが、これがもう少し早い段階からできていればとも思うので、この4年生の代も同じ道をたどらないように、どこかでスイッチを切り替えてチームを引っ張ってくれる子が出てきてくれたらと思います。
特に4年生は10人いるので、6年生になってもベストの5人に入れるのは1/2、本当に熾烈なサバイバルが必至です。
本気でバスケを楽しむには上手くなる必要があります。
どこまで本気でバスケを楽しめるかは、どれだけ本気で上手くなろうとできるか、すべてはそこだと思います。
話が大きく脱線(?)しましたが、続いてはBチームの初戦、相手は、10人くらいいながら1年生もいるからとDブロックに1チームだけをエントリーされた強豪チーム。
私は、別コートの審判をしていたため試合を見ることはできませんでしたが、案の定、素人軍団では相手になるはずもなく、2点(ワンゴール)を奪うのがやっとの惨敗だったようで、子ども達も保護者も残念だったと思います。
そんなに強いなら上のブロックで出てくださいよ~(笑)
続いては再びAチームで、相手は先日の近郊大会で残念ながら対戦できなかった、日頃からお世話になっているチームとの今年初めての公式戦での対戦です(笑)
序盤から、激しいプレッシャーをかけながら積極的にしかけてくる相手チームに、気持ちで負けるうちのチームは、序盤からまったく良いところが見られません。
何もできない状況に、コート上の選手も、ベンチや応援席までもが静かで、ベンチから子ども達に声をかけても苦笑いしか返ってこないなど、途中からは、無音声のテレビ中継を見ながら1人でむなしく叫んでいるような感覚にさえ陥りました(泣)
実際のゲームで練習通りにするのが難しいのは分かりますが、最近は、ずっと5・6年生を相手に厳しいプレッシャーの中でのゲーム形式の練習をしてきたり、これくらいのプレッシャーに負ける子達ではないはずなのですが、日頃と違う会場の雰囲気に舞い上がってしまったところもあるのでしょうか。
見かねた審判がうちよりに厳しいジャッジをしてくれはじめ(笑)、割と早い段階で、相手のファウルがかさみ、ファウルをもらえばフリースローが打てる確変状態に突入したので、とにかくみんなに積極的に勝負するように促したのですが、ディフェンスの後ろに隠れてボールをもらおうとする(もらおうとしていない?)、ボールを持ってもちょっとディフェンスが近づいたら止まる、ドリブルしてもゴールに向かわずディフェンスのいない方に逃げる、それではせっかくの確変も活かせません。
終盤にフリースローで得点を重ねた以外は、ほとんど見せ場もなかったため、先ほど書いた無音声のテレビ中継を見ながら・・・状態になるのも仕方ないのかもしれませんが、そういうときこそお互いに声をかけあい、我こそがとチームを引っ張ってガムシャラにプレイできる存在が必要です。
さて、お昼ご飯を食べてTOを2試合し、最後はBチームの2試合目です。
相手は、夏にそれこそ4年以下の練習試合に誘っていただいたり、これまた日頃から大変お世話になっているチーム(というか市内にお世話になっていないチームはないのですが・・・)の同じくBチームとの対戦です。
余談ですが、このチームのAチームには、6年生よりも背が高いほどのスーパーエースが存在し、身長だけでなく確率の高いジャンプショット、強肩を活かした正確なロングパスなど、4年生とは思えないすでに完成された選手がいました。
こりゃ、来年どころか再来年まで安泰ですね(泣)
で、試合の方は、同じBチームでありながら、やはりしっかり鍛えられていて、またまた大苦戦となりましたが、3年生の2人は思い切りよくシュートにいって得点も決めましたし、一番最後に入った入団からまだ3ヶ月の4年生も一生懸命ディフェンスをしてボールを奪いしっかり得点も決め、その少し前に入った4年生もルーズボールを最後まで積極的に追いかけて何度もボールを奪い、さらにその少し前に入った4年生も先頭を切って走り大きな声でボールを要求する場面も見られるなど、技術的な面はまだまだですが、気持ちの面ではAチームに負けていないところも多く見られました。
Aチームの6人がどう感じたかは分かりませんが、このBチームの頑張りは、これからのチーム内の熾烈なサバイバルの激化を予感させるには十分だったと思いますし、それにAチームの6人が気づかず今のままなら、気づいたときには抜かれているということも十分にあり得るでしょう。
ちなみに1年生の2人は、やはり周りに大きい子がたくさんいる中で、思うようにボールに関わることができませんでしたが、ボールの動きを見ながらコートの中を可愛らしく楽しそうに走り回っているのが印象的でした(笑)
さて、そんなこんなであっという間に終わったちびっこ大会について、他チームの指導者さんが、やはり前後半の2Q制では子ども達も保護者も物足りないので、せめて3Qにするか試合時間を増やした方が良いのでは?と言われていましたが、私も同感です。
人数が多いチームなんかは複数チームを出すと、各チームの試合とTO、試合と審判などがかぶる可能性もあって対応できないために複数チームが出せなかったりもしますが、1チームのみだと1人当たりの出場時間が少なくなってしまうので、せっかく年に一度の主役になれる大会なのにちょっと物足りないですからね。
今回も、うちは2チームを出していて、最初は試合とTOがかぶっていて、それぞれの応援ができなかったりTOの対応が厳しかったりしていたところを、1コートの1試合分をずらせばどのチームも試合とTOがかぶらなくなったので、お願いしてずらしてもらい、子ども達はお互いにベンチで応援することもできたのですが、私は審判とかぶって1試合は見られませんでした(泣)
工夫すれば審判さえもかぶらないようにできるとは思いますし、せっかくなのでQ数を増やすなど、そもそもの1人当たりの出場時間を増やしてあげても良いのではないかなと思います。
ちびっこ大会だけでダラダラと大量に書いてしまいましたが、ちびっこ大会終了後は、そのまま大急ぎ(法定速度)で山陽小野田市に直行しました。
大変失礼を承知で書きますが、今回はうちが間違いなく優勝候補に挙げられる組合せでした。
子どもがやることなので絶対はありませんし、これまでも勝てると思った試合を何度も落としてきたチームなので不安もありましたが、今のチームになってのこれまでの対戦結果や各チームの他大会等の結果からしても、絶対に負けられない、負けてはいけない大会という思いに加え、新チーム(5年生)に経験を積ませる絶好のチャンスとして大会に臨みました。
「何を生意気な、エラくなったもんだな、調子に乗るな」といった声も聞こえてきそうでビクビクしながら書いていますが(笑)、相手はどこも6年生が少なかったり、経験の浅い子が多かったり、厳しい状況の中での戦いを強いられているチームで、それなりに経験を積んできた6年生でベストが組めるうちとは状況が違います。
そうした中で、ただ勝つことだけに満足せず、チームとして次につながる大会にしてもらいたいと思っていました。
今のチームでいえば、中心はもちろん6年生ですが、チームとしてここからさらにステップアップしようと思えば、5年生の成長は欠かせません。
今大会は、プレッシャーと戦って勝ち切る精神面の強化、5年生の経験値アップという大きな目標を引き下げての挑戦です。
まず初戦は、ことあるごとに大会に呼んでいただき、先月の第1回右チャレにも来ていただくなど、数あるチームの中でも、本当によくしてもらっているチームの1つである萩市のチームとの対戦でした。
私がちびっこ大会に行ったため、出場メンバーや采配は別のコーチに一任しましたが、前週の防府市近郊大会で市内強豪チームを苦しめただけあって、初戦から今大会の事実上の決勝戦と位置付けつつも、1Qを6年生、2Qを5年生に分けて出されたところ、前半はやはりかなり厳しい戦いとなり接戦のまま折り返したそうです。
後半も本当は3Qを6年生、4Qのスタートを5年生で行きたかったようですが、3Qでも相手の勢いを止められずに差をつけることができず、負ける訳にはいかないと4Qもスタートからそのまま6年生で勝負し、食い下がる相手に対して、終盤の相手主力選手のファウルアウトもあって最後は10点差まで開き、苦しみながらもなんとか勝利することができたとのことでした。
決勝戦を前に会場に着いた際、このチームの指導者さんから、「いないうちに倒してやろうと思ってたのに・・・」と恨み節を口にされながら握手をしましたが(笑)、夏頃までにあったうちのアドバンテージから考えると、やはりこの時期にはきっちり仕上げてこられた指導力には脱帽です。
来年はこちらがやられる番にならないように、これから新チームも気合いを入れていかないといけないと、改めて思い知らされました
続いての対戦は、地元山陽小野田市のチームで、こちらも過去の対戦でもうちが勝利することができたチームで、この試合は狙い通りに6年生と5年生を半分ずつ出場させつつ、危なげなく勝利することができたようでした。
そして私も駆けつけてからの決勝戦は、直接対戦したことはまだありませんでしたが、秋の中部地区大会でうちとは同じブロックの反対側に入っておられたチームで、うちはメンバー3人が欠け、エースも負傷もするなど苦しい状況だったとは言え、予選でうちが最後まで苦戦したチームを相手に同じく接戦で勝利されており、決して油断できない相手でした。
この日は出場メンバーや采配は最後まで別のコーチに一任していたので、今回は大人しく(?)ベンチに座って叫び続けました(笑)
ですが、そこでも前半から6年生も5年生も気合いを入れて臨み、差をつけることに成功したので、3Qも5年生が投入されましたが、5年生も必死に戦い、それでもなおリードを保つことができました。
18点差で3Qを終えたので、最後の4Qも5年生に任せられることになりましたが、コーチからは、「15点差になったら6年生に代える」と、与えられたのはワンゴール先行までという厳しい条件を示されたので、「3ポイントなら一発でアウトやからシュートを絶対に打たすなよ」と私も更に厳しく追い立てて送り出しました(笑)
※ミニバスに3ポイントはありません
5年生達は懸命に守り、果敢に攻め、取られては取り返すの一進一退の攻防で、与えられた3点を守りきる任務に全力で挑戦しましたが、最後は残り1分半くらいで力尽き、6年生にコートを明け渡すことになりました。
出番を待ちわびて、満を持して登場した6年生でしたが、残された時間の短さもあったからか、ビックリするほどの空回り・・・(笑)
シュートはまったく入らず得点もできずに、ディフェンスも相手エースをケアできずに逆にゴールを決められるなど、5年生よりひどい散々な内容でしたが、それまでにめずらしくベンチでしっかり声を出して応援していたので許しましょう(笑)
試合後に、相手チームの指導者さんからは、5年生の健闘を称えていただき、またぜひ一緒にやりましょうと言っていただきましたが、相手も6年生がいなくて5年生のチームとのことで、新チームで考えると現時点では完全に負けています。
この大会では、絶対に負けられない戦いを勝ち切り、5年生に経験を積ませるという当初の目的を果たしつつ無事に優勝することもできましたが、それと同時に、新チームにおける他チームとの差も感じさせられ、今後ますます頑張らないといけないと改めて気合いを入れ直すことができた貴重な大会となりました。
こうして私の長くて盛りだくさんな1日は終わり、長くて盛りだくさんなブログを書くことになりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました(笑)
これからはもう少し簡潔にまとめられる文章力を身につけていけることも目標にしていきたいと思います。
最後になりましたが、ちびっこ大会、山陽小野田市近郷大会の会場引受を始め、お世話になった事務局の皆様、大変お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
(2018.12.11)

続きを見る

<< 前のページに戻る