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市内新人大会&新チーム錬成会2019

2019/01/15 09:17
  

こんばんは、管理人です。
週末三連休の日曜日に、5年生以下の新チームでの初めての大会である市内新人大会に参加、続く月曜日には岩国市で新チームの錬成会にご招待いただきました。
まず、市内新人大会ですが、市内9チームが2ブロックに別れ、4チーム総当たりのBブロックに入ることができました。
結果とは関係なく3試合は確実にできるブロックだったので、我ながら良いクジ運を持っているなと思います(笑)
最初の試合は、前週の市内大会で対戦し、2Qでは5年生同士でいわばこの大会の前哨戦となる戦いをしたチームとの対戦でした。
新チームの中心となる今年の5年生はノリの良い子が多く、試合前に気合いを入れるために行っている円陣も、これまでは単純にかけ声だけだったのですが、歌やフリを入れたものにしたいと自分達で試行錯誤して考えたらしく、家でうちの子に見せてもらったのですが、イマイチ盛り上がりに欠けるものだったのでダメ出しし、せっかくならもっとやる方も見る方も楽しくなれるようなものをと一緒になって考え、最終的には子ども達が最初に考えたものの原形をとどめないまったく別のものにしてしまいました(笑)
ですが、子ども達もそれなりに気に入ってくれたようで、それを前日土曜日の練習で4年生にも教え込み、練習が休みだった子には家での自主練まで命じて迎えた本番でしたが、みんな最初は恥ずかしがりながらも、楽しそうに歌って踊ってリラックスした様子で試合に臨むことができたと思います。
そして肝心の試合の方は、第1Q、なかなか自分達の思うようにはいかないながらも5年生を中心に得点も奪い、4年生も含めて粘り強いディフェンスで頑張りましたが、相手の中心選手の攻撃を止めきることができず、一進一退の攻防でお互いに譲らず同点で終えました。
続く第2Qは、こちらも5年生を中心に積極的に攻めましたが、最後のシュートがなかなか決まらず、4点のリードを許してしまいました。
そこから巻き返しを誓って気合いを入れて5年生5人で後半に臨みましたが、相手との距離を空けては簡単に抜かれ、ボックスアウトを忘れては簡単にリバウンドを取られ、ルーズボールへの反応も遅く、せっかく相手を抜いたと思っても焦ってイージーシュートを外し、強引に攻めたかと思えば逃げながらのドリブル、逃げながらの絶対に入らないシュートを繰り返してしまうなど、第3Qでさらに4点のリードを奪われ、8点差の厳しい状況で第4Qを迎えることになりました。
まずはディフェンスとの距離やボックスアウトの徹底、いつも練習しているボールをもらった瞬間の動きなどを確認しつつ、しっかり周りを見てお互いに声を掛け合うようにと指示しましたが、子ども達自らも、まずはしっかり守って少しずつ点差を縮めよう、もっとここはこうしよう、ああしようとお互いに声を掛け合いながら、逆転を信じて最後の第4Qに臨んでくれました。
そうしたお互いの声かけは、少しずつそれぞれの意識にも変化をもたらし、徐々にプレイにも現れ始めました。
ですが、最後のシュートがなかなか決まらず、思うように点差を縮めることができず、徐々に子ども達の表情も暗くなり、疲れと焦りでますますシュートが決まりません。
結局、第4Qは2点リードをしていたものの、試合は6点差で敗れてしまいました。
試合にも負け、課題はまだまだ山積みではありましたが、試合の中でも成長する子ども達の姿が見られ、これからが楽しみになる新チームのデビュー戦だったと思います。
続く第2試合は、これまた前週の市内大会で対戦した今年の市内ナンバーワンチーム、新チームの子らはこの日に備えてBチームで参加されていたので対戦していませんが、さすがに強く、力の差は明らかで、第1Qから為す術無く12点差、続く第2Qも思い切って攻める一方、ディフェンスでは相手のエースを止められずにこちらも12点差、前半ですでに24点の大差をつけられてしまいました。
後半第3Qの5年生5人でも12点差をつけられ、さすがに子ども達にも悲壮感が漂っていましたが、まだ今日から始まったばかりのチーム、勝ち負けや失敗は気にしなくて良い、思い切ってプレイしていっぱい失敗してほしいと、最後まで全力で挑戦することを促し、子ども達も最後までやる気を失わず、目の前の強い相手に一生懸命立ち向かってくれました。
さすがに点差が開いたので、最後は試合に出ていない残りの4年生にも出番が回ってきました。
時間も少ししか無かったので、子ども達にはとにかく積極的にボールを触りにいくこと、ボールを一度も触れなかったら罰ゲームをさせると伝え、思い切ったプレイを期待して送り出しましたが、子ども達はその期待に応えて必死にボールを追いかけ、しっかり全員がボールを触り、1人は得点まで決めてくれました。
試合には大差で敗れましたが、ベンチメンバーも含めてこれまた今後につながる価値のある試合になったと思います。
この日最後の第3試合は、この日優勝したチームとの対戦で、こちらは5年生1人が原因不明の足の痛みを訴え出場できないアクシデントもありましたが、第1Qでは、勢いのある相手の4年生達にかき回され、最後は5年生にしっかり決められるなど終始押され気味で3点のリードを許してしまいました。
続く第2Qは、オフェンスは相手の5年生中心の固い守りに攻めあぐみシュートもなかなか決まらず、ディフェンスでも相手の長身センターとガードプレイヤーのコンビネーションやミドルシュートなどにも苦しんでしまい、リードを11点に広げられてしまいました。
5年生1人を欠き4年生を加えた後半第3Qでしたが、相手のバランスの取れた多様な攻めに翻弄されるなど、常に後手に回ってしまいリズムに乗れず、さらにリードを広げられ、最終第4Qでは、相手にメンバーを落とされましたが、それでも点差を縮めることができず最後は20点差の悔しい完敗です。
結果、この日は3試合とも負けてしまい、新チームの船出としては残念な結果でしたが、1試合1試合に子ども達の成長も見られ、今後につながる価値ある3試合を経験できた貴重な1日だったと思います。
そして翌日は、この日の別ブロックで優勝した市内チームの仲介ではるばる岩国市へ。
強豪3チームとの新チームの錬成会にご招待いただき、5年生6人全員と、4年生は前日レギュラーで試合に出た5人だけの参加ではありましたが、現時点のベストメンバーで早朝からの長距離移動で参加してきました。
会場は、岩国市にある米軍の関連施設で、できてまだそれほど経っておらず私も初めて行きましたが、仲介していただいた市内チームの方からも体育館を見るだけでも価値があると言われるとおり、新しいだけではなく日本の体育館とは少し雰囲気も違い、体育館はスニーカーなら外履きでもOK(当然日本人は屋内シューズに履き替えますが)で、体育館内のトイレにいつも通りバッシュを脱いで行ったらスリッパも無いのにタイルは濡れていて焦ったり(笑)、広々とした2階の窓にはカーテンも無く朝の試合ではちょうどコート上のフリースローシューターの視界をまぶしい日差しが襲っていたり(笑)、色々と衝撃を受けましたが、コートサイドの観覧席など日本らしくないいつもと違う雰囲気も楽しみつつ、有意義な時間を過ごすことができました。
もちろん肝心な錬成会の方も(笑)、どのチームも新チームのこの時期とは思えないほどにチームとしての完成度が高く、とてもハイレベルな錬成会に場違いにも参加させていただいた感じで、前日以上に力の差を感じざるを得ない結果にはなりましたが、5年生達は前日初めての3試合フル出場により酷使した足の痛みと戦いながら、いつも以上に動かない足ではありましたが(笑)、足が出ないなら声を出せ、結果は気にせずに今できることを全力でやれ、1試合1試合、1つ1つのプレイを大切にして自分自身の成長につなげろ、と子ども達を鼓舞し続けたところ、少なくとも手を抜くことはまったく無く、目も当てられないくらいに点差が開いていく中でも最後まで集中して一生懸命に頑張ってくれたと思います。
初戦は今回の主催チームで、ここでも日本らしくない雰囲気を感じさせられるように(笑)、長身でハーフのエースプレイヤーを中心に、その子以外にも前年からチームの中心となって引っ張ってきた子達が自分達の代になってさらにイキイキとプレイしているようでしたが、チームとしての狙いが徹底されていたり、子ども達1人1人の意識の高さなどが伝わってきて、私も子ども達も学ぶべきところがたくさんあったと思います。
このチームの指導者さんとのやりとりで、チームの強い弱いは関係なく、子ども達1人1人の可能性を見て指導されていることに誇りを持たれているとのことで、私の持っている指導能力は別として、私の信念とするところと通じるものがあり、改めてこのような機会をいただき、そしてまた次回もご一緒にと言っていただけましたことを本当にうれしく思います。
改めまして、この場をお借りして指導者の皆様、お世話になったチーム関係者の皆様に御礼申し上げますとともに、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2試合目は、我々防府組よりもさらに遠く県西部の山陽小野田市から参加されたこれまた現時点ですでに完成度が高く、前日には、うちが昨年招待され今年は防府の新人大会と日程がかぶったためご招待いただけず残念に思っていた萩市の新人大会に参加され優勝されており、うちとやる前には同じ防府の強豪チームを相手に外からのシュートも気持ち良くスパスパ入れて快勝されるなど、力の差は歴然でした。
結果は書くまでもありませんが、そうした試合の中でも、子ども達はできることを増やそうと必死に頑張りました。
保護者の声かけもあって、今日はボックスアウトができるようになって帰ろうと、ベンチも含めてみんなで声をかけあい、できたときにはみんなで褒めていくのを繰り返すうちに、少しずつ意識してできる子が増えていったように思います。
いつもはちょっと注意されただけで気落ちしてやる気を無くしてしまう子達も、注意されても「あちゃ~」って顔をして反省し、次こそはやろうという気持ちに切り替えていけているようで、与えられた課題に前向きに取り組んでいるようで、まさにチーム一丸で頑張っていたのが伝わってきて、まだまだできてはいませんが、他チームの指導者さんからも、右田の子はみんなで一生懸命ボックスアウトをしていたし、うちの子達よりもボックスアウトができていたと言っていただけるほどでした。
昼食を挟んでの3試合目は、同じ防府のチームが相手で前述の通り、前日の市内新人大会では別ブロックのため対戦しておりませんが、そこで優勝されるなど実力の違いはこれまた明らかです。
5年生の人数も多く、さらにはその5年生を押さえてベストメンバーに入る長身の4年生がいるなど、層の厚さはピカイチでこれからまだまだ強くなっていかれることでしょう。
メンバーもどんどん入れ替えて試されておられましたが、どの子が出てもうちでは太刀打ちできず、これまた良いようにやられてしまいました。
他のチームに比べると、うちのチームはできることがまだまだ少なく、力の差は感じざるを得ませんが、その分、伸びしろはまだまだあるはずです。
これから成長していこうという大事な時期に、こんなに高いレベルのありがたい錬成会にご招待いただき、子ども達もその貴重な機会を活かそうとしっかりと頑張ってくれ、本当に良い刺激、良い経験をいただくことができました。
すぐに結果が出なくても、焦らずに自分達を信じて、日頃の取組につなげていってもらえたらと今から期待しています。
さすがにこの2日間で疲れマックスのうちの子も、日頃の取組の甘さを反省する声も出ないほどに、「足が痛い、足が痛い」と湿布を貼りながらおばあちゃんみたいに足をさすっていましたが(笑)、きっとこの心地よい疲れと足の痛みは、頑張った自分へのご褒美と、日頃の取組方が甘かった自分への罰であることをしっかり認識し、これからの取組方の改善につなげてくれることでしょう。
まずは当面の目標である新チームの初勝利を目指して、これからも頑張っていきましょう。
(2019.1.15)

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