山口県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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第6回右田女子チャレンジカップ2020

2020/12/24 13:35
  

こんばんは、管理人です。

先週日曜日は、うちが主催で第6回右田女子チャレンジカップ2020を開催しました。

全国的にコロナの感染拡大が続き、色々な大会が再び中止・延期となる中ですが、幸いにも山口県内・防府市内はまだそれほどの状況ではありませんので、ギリギリの判断ではありましたが感染対策に細心の注意を払った上での開催です。

参加チーム関係者の皆様のご理解・ご協力により、無事に大会を開催できましたことに、まずは心から感謝申し上げます。

さて、大会の方は、前回11月に開催した第5回大会と同様に、参加チームはうちを含めた4チームの総当たり戦とし、シューティング大会も三密回避のコロナ対策バージョンで実施しました。

初戦は遠く岩国から初参戦していただいた、11月の県決勝大会にも出場された強豪チームで、本格的な交流は昨年初め頃に市内チームを通じて錬成会にご招待をいただいたことからですが、その後も何度か大会で同会場になるなど指導者さんとお話する機会などもあって、今回のご招待も快く受けていただきました。

試合の方は、やはり強豪チームとの対戦で子供達のモチベーションは上がらず、前回課題として挙げた初戦の入り方は今回も改善できませんでした。

早朝からの会場準備を終え、テンションアップを意識しつつ、しっかりと体を動かしてウォーミングアップをしていきましたが、最初のTOが終了し、試合前にはしっかりクールダウンが完了してしまいましたかね?w

まったく見せ場もないままに30点差以上空けられての惨敗となりました。

続く2試合目は、今年度の市内ナンバーワンチームとの対戦です。

相手は1Qに6年生のベストメンバー5人、2Qに5年生の来年のベストメンバー5人で一年間戦って来られたチームです。

うちは敢えて来年に向けて5年生の経験値アップのため1Qに5年生3人を含むメンバーで挑みましたが、やはり力の差は明らかで、1Qだけで25対0という厳しい現実を突きつけられました。

内容がすべて悪かったという訳ではありませんが、やはり力の差はありすぎました。

逆に6年生5人で挑んだ2Qも18対9と、差を大きく広げられると、後半もこれまた見せ場なく最後は70点近い差を空けられての見るも無惨な惨敗でした。

そしてこの日最後の3試合目は、私が公私ともにお世話になっている先輩が率いるお隣・山口市のチームで、毎年大会や錬成会、合同練習などにご招待いただくなど、うちとは特に関係の深いチームです。

今年は10人の中に低学年の子を入れないといけない苦しいチーム事情のようで、この試合は来年を見据えて5年生以下に経験を積ませることも目的とされていました。

1Qは、6年生がサポートに回り5年生を中心の攻めを練習されていたようで、こちらも5年生が積極的に攻めた結果、お互いになかなか得点が入らず6対2というロースコアの展開でわずかにリードを奪われて終了しました。

続く2Qは、相手は5人全員が2桁番号の低学年、こちらは5人全員が6年生、当然のように逆転しリードを奪うことができましたが、調子に乗った感じでの雑なプレイも多く見られ、このQのリードは8点にとどまり、トータルもわずか4点リードで前半を折り返すことになりました。

声を出して自分達で自分達のモチベーションを上げることをテーマに臨んだこの大会ですが、結果に表れている通り、前の2試合も含めここまでで子供達の声はほぼ聞こえません。

改めて「声を出して自分達を盛り上げていこう」と子供達を後半のコートに送り出しましたが、やはり声は聞こえません。

できるプレイも増えてきて、練習では少しずつ声も出せるようになってきて、声を出している時は積極的で力強いプレイができていて、声が出ている時と出ていない時では天と地ほど子供達の積極性やプレイの質が変わってくることも分かっているので、あとはそれを子供達自身が考えて試合で出してもらいたいだけなんですが、試合になるとなかなかそれができません。

難しいプレイを求めている訳でも、失敗しないことを求めている訳でもなく、ただ、まずは声を出すことをきっかけに、積極的で力強いいつもの自分達のプレイをしてほしかったのですが・・・。

後半に入ってからは相手もベストメンバーで後半で逆転を許しながらも必死の攻防が続き、残り1分で3点差のところでタイムアウトをとりました。

「コーチはここまで『声を出してほしい』しか言ってないけど、君達の声は聞こえない。この試合に勝つために、やってほしいことも本当はあるけど、今の状態で君達に言えることはない。まずは自分達で話し合い、考えて、必要だと思うことをやってこの試合に勝ってほしい。」とだけ伝えました。

子供達はタイムアウト中に何やら話はしていたようですが内容までは確認していません。

そしてタイムアウト後、プレイ自体は特に目立って変わったところはありませんでしたが、1人だけはかすかに声が聞こえてきました。

試合の方はそのまま3点差で敗れましたが、負けたことよりも何よりも、最後まで意識が変わらない、変えようとしない子供達の気持ちが不思議で仕方ありません。

声に限ったことではなく、日頃から練習していることが試合でできない、というかやろうとしない、のはなぜでしょうか?

みんなバスケが好きなはず、うまくなりたいはず、シュートを決めたいはず、試合に勝ちたいはずなのに・・・。

子供達のヤル気や持っている能力を試合でうまく引き出してあげることができない自分の無力さを反省するしかありません。

そんなこんなで大会の方は3戦全敗で終わりましたが、このようなコロナ禍でなんとか無事に大会が開催できたことにまずは感謝です。

ご参加いただいたチーム関係者の皆様、そして大会を支えた右田関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

県の行事も1月末までの中止が決まり、もしかしたら6年生が出られる大会は年末と年始の市内大会2大会だけになるかもしれません。

いずれにしても残り少ないミニバス生活に悔いを残さないよう全力で頑張ってくれることを期待しています!

(2020.12.24)

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