「軌跡」 女子部 羽鳥
「軌跡」
国士舘高校女子バスケットボール部に入部してから約2年。
いよいよ最後のインターハイ予選が始まろうとしています。
この2年間を振り返ると、楽しかったことだけでなく、
苦しかったことや悔しかったことなど、本当に多くの経験をしてきました。
そのすべてが今の自分につながっています。
1年生の頃は、中学時代の経験もあり、入部してすぐに試合に出場させていただきました。先輩方と同じコートに立った関東予選では、力強くプレーする姿に憧れる一方で、
自分の未熟さを痛感し、「もっと活躍したい」「先輩方のようになりたい」と強く思うようになりました。
しかし、その矢先に大怪我をしてしまい、手術と長いリハビリ生活が始まりました。
練習を見ているだけの日々は本当に悔しく、「早くコートに戻りたい」という気持ちでいっぱいでした。
周囲の支えもあり復帰することができましたが、1年生の冬に再び大怪我を負い、二度目の手術を受けることになりました。
大好きな先輩方の最後の大会にも出場できず、ベンチから見守ることしかできませんでした。
悔しくて、情けなくて。涙が止まらなかったことを覚えています。
その悔しさは今でも忘れられません。
しかし、その経験があったからこそ、「次は自分たちの代で結果を残したい」という強い思いにつながりました。
2年生ではキャプテンを任され、「東京都ベスト16」という目標を掲げてチームがスタートしました。
しかし、チームをまとめる難しさや、自分自身の不調に悩み、苦しい日々が続きました。
それでも仲間と励まし合いながら練習を重ね、
新人戦では国士舘高校女子バスケットボール部として初めて東京都ベスト16に入ることができました。
チームとして歴史をつくれたことは本当に嬉しかったです。
その一方で、自分自身は思うように活躍できず、「もっとチームの力になりたい」と悔しさを感じていました。
キャプテンとして自信を失いそうになることもありましたが、仲間の存在に支えられながら前を向き続けました。
そして3年生になり、関東予選ではシード校として大会に臨みました。
しかし、簡単に勝てる試合は一つもなく、改めて勝負の厳しさを実感しました。
そして、あと一歩のところで東京都ベスト16を逃し、9点差で敗戦しました。
試合終了の瞬間は悔しさでいっぱいでしたが、その敗戦を通して、自分たちにはまだ成長できる部分があること、最後まで諦めずに戦い抜くことの大切さを改めて感じました。
この悔しさを絶対に無駄にはしたくないと思っています。
ここまで頑張ってくることができたのは、決して自分一人の力ではありません。
どんな時も支えてくださったスタッフの方々、苦しい時も一緒に前を向いて戦ってくれた3年生、いつも明るく支えてくれた2年生、
そしてどんな時でも応援してくれた家族の存在があったからこそ、ここまで続けてくることができました。
苦しい経験をしてきたからこそ、今コートに立てることへの感謝を誰よりも感じています。
最後のインターハイ予選では、これまで支えてくださったすべての方への感謝を胸に、一試合一試合を全力で戦い抜きます。
そして、自分たちらしいバスケットを貫き、絶対ベスト16を取り戻します。
応援してくださる方々の心に残る最高の大会にできるよう、
最後まで全員で戦い抜きたいです。応援よろしくお願いします。
羽鳥