『初志貫徹』 岩田
『初志貫徹』
国士舘高校バスケットボール部に入部して約2年が経ち、
私たちの集大成であるインターハイ予選が始まろうとしています。
この部活で過ごした2年間はあっという間でした。
私はこの高校に入学する前からバスケ部に入ろうと決めていました。
しかし、入部してみるとランニングロードや階段トレーニングなど心身共にきついメニューが多く心が折れそうになりました。
そんな中でも私は当時の3年生と同じチームでプレーさせてもらう機会があり、
高校生の強度の高さを知ることのできる貴重な経験ができました。
だからこそ、その3年生がインターハイ予選で日大豊山高校に惜敗した時は、勝ち切ることの難しさを目の前で体感しました。
代が変わりチーム矢竹になってからは、試合にメインで出させてもらいました。
試合で活躍することの難しさを知りながらも、練習試合や夏遠征を経て成長することができました。
しかし、初の新人戦ではベスト32がけで大敗をしてしまいました。
シュートを任せられた私は無得点で終わってしまいとても悔しい思いをしました。
その悔しさを糧に厳しい冬を乗り越え迎えた関東予選。
ベスト32にいくことができ、目標達成の喜びを知ることができました。
次のインターハイ予選ではベスト16を目指そうと意気込んでいました。
しかし、2回戦の相手が東海大高輪台高校。全員で勝とうという強い気持ちを持って挑みましたが、
5点差という僅差で敗れてしまいチーム矢竹が終わりました。
自分はスタメンとして先輩たちを引退させたくないという思いで戦いましたが、
大事なシュートを決めきれず、自分の不甲斐なさを思い知らされました。
自分たちの代になって、投票で私はキャプテンに選ばれました。
新チームのコンセプトである初志貫徹は、昨年の悔しさを忘れずに目標達成をしようという私たちに大切な言葉だと思い、
キャプテンとしてこのチームを絶対に勝たせようと決めました。
しかし、人数の多いチームをまとめるのは簡単なことではありませんでした。
夏の間は勝てるゲームが少なく八支部大会や世田谷大会で大敗してしまったり、
試合に勝てないことからチームの雰囲気もあまり良くなかったりと、本当にベスト32にいけるのか不安に思う期間が続きました。
9月を終えこのままでは新人戦で勝てないと思い、話し合いを重ね、
強度も高めようとチーム全体で危機感を持って練習や練習試合に取り組みました。
少しずつチームとしての成長も見えてきたところで始まった新人戦。
初戦から苦しめられ思うようにいかない試合が続きましたが、それでも全員で勝ち切ることができ、
目標であったベスト32を達成することができました。
その勢いのまま挑んだ4回戦、相手はインターハイ予選で悔しい思いをした東海大高輪台高校。
絶対にリベンジをしようと試合開始から競り続けチーム一丸となって戦いましたが、結果は3点差での敗戦。
自分が最後に放ったシュートを決めていたら勝てていたかもしれません。
勝負どころで決めきれずリベンジできなかった悔しさは、今でも忘れていません。
新人戦を終え年明けの本大会では、2回戦で足立学園に手も足も出ず負けてしまいました。
ベスト16の壁は大きく簡単なものではないと痛感しました。
次に控える関東予選までの時間はあまりにも短くその期間でチームとして完成しなければいけませんでしたが、
改善しなければならないことが多く、チームとしてあまりうまくいかない期間が続きました。
すぐに迎えた関東予選では2回戦で帝京高校に何も残せず敗戦しました。
ベスト16に行く厳しさや勝てない悔しさを味わってきたこの1年間。
自分はキャプテンとしてチームに尽くしきれないこともあったし、
プレーヤーとしてシュートを決めきれず情けない結果を残すこともありました。
そんな自分についてきてくれたチームのみんな、
いつも誰よりもこのチームに真剣に向き合ってくださった阪川先生、
たくさんのアドバイスでチームを支えてくださった中田さん、
怪我の多い自分のケアを毎回してくださった中塚さん、
どんな時でも応援に駆けつけてくれた保護者の皆さんや先輩方、
陰でチームを支えてくれたマネージャー、
毎日朝早くから夜遅くまでずっと自分を支えてくれた家族、
たくさんの方々のために戦います。
キャプテンとして、試合に出るプレーヤーとして、
誰よりも強い気持ちで全員の思いを背負ってチームを勝たせます。
2年間いろいろな経験をして、どんな時も支え合ってきた3年生12人と創部初のベスト16に行きます。
応援よろしくお願いします。
岩田