『考えさせられる3年間』 荒井
『考えさせられる3年間』
私たちにとって最後の大会が始まろうとしています。
私は高校でバスケットボールを
始めたいと考えていました。
「バスケットボールを楽しくやりたい」
という理由でバスケットボール部に
入った私にとってとても大変な環境でした。
入った当初は練習を序盤で抜けてしまい、
何度も辞めたいと思うことがありました。
体力がなく技術的にも全く練習に
ついていくことが出来ず、
足を引っ張ってばかりでした。
家に帰り自主練習や体力作りを続けてきました。
その結果練習に少しずつ
ついていけるようになり、
続けることの大切を知ることが出来ました。
2年生になり今まで先輩たちに
頼ってばっかだった私も
頼られる側という立場になりました。
今まで問題を起こさないように
行動していた結果、
問題を起こしてしまいました。
1つ1つの行動を考えることや
責任を持つことが出来ずに
当たり障りのない行動をとっていました。
私はこの部活に入っていなかったら、
何も得られない3年間を
送っていたかもしれません。
バスケットボールのことだけを
やるのではなく、人としての部分で
多くのことを学びました。
今まで考えていなかったことを
考えさせられることも多くありました。
挨拶や感謝など当たり前のことを
当たり前だと思わず
真剣に受け取れるようになりました。
この2年間と少しで人として
成長することが出来たと思います。
関東大会ではずっと目標にしてきた
ベスト32を達成することが出来ました。
この結果はベスト32に行くために
厳しく丁寧に指導してくださった阪川先生、
アドバイスにくださったり、
YouTubeで動画を送ってくださった中田さん、
体のケアをしてくださった中塚さん。
また、時間の合間をぬって
練習に顔を出してくださったOBの先輩方や、
応援や差し入れをしてくださった保護者の皆様、
本当にありがとうございました。
こんなに沢山の人に支えられて
最後の大会であるインターハイ予選に臨めます。
このインターハイ予選でベスト32に
行くことが一番の恩返しになるからこそ、
ベスト32の結果をもう一度手にし、
本当の恩返しが出来ればいいなと思います。
絶対成し遂げます。応援よろしくお願いします。
荒井