『自信』 藤岡
『自信』
私はこの部活に入部してから、何百回、何千回も、
やめたいと思ったことがありました。
木曜日の菊池コーチのトレーニング、タフネス、
階段ダッシュなどをやる度にそう思いました。
しかし、ここまでやめずにやり続けることができたのは、仲間のおかげです。
辛いことも仲間と励まし合いながら成長し、乗り越えることができました。
そんな辛い練習にも少し慣れてきて、3年生が引退し、チーム川鍋になりました。
私は1年生の頃からAチームとして練習に参加させてもらいました。
しかし、Aチームにいるだけで試合には絡めていませんでした。
そしてだんだんとAチームにいるだけで満足している自分がいました。
そんな甘い考えで練習に取り組んでいたら、どんどん周りに抜かされていき、
とうとう1番下のチームに落ちていました。
この挫折を味わい、私は変わったと思います。
悔しい気持ちや危機感が生まれて、練習や大会では
「またAチームに戻って、今度は試合で活躍できるようになるぞ。」
という想いで取り組み、成長することができたと感じました。
チーム白水になり自分たちの代のときは、
求められることが1年生の頃と比べて増えました。
バスケットのことだけではなく、後輩指導として教育をしたり、
練習の雰囲気を良くするためや、先生や幹部の負担を少しでも減らせるように
率先して声掛けや行動をして、先輩であるという自覚を持つことが出来ました。
バスケットでは、「得点をとること」を求められて、
日頃の練習からそのことを意識して取り組みました。
練習試合でもドライブやリバウンドから
得点をとることができていて自信がありました。
そして迎えた新人戦。チームは3回戦で敗北しました。
さらに私は0得点でチームにとってマイナスな存在でした。
冬を越え挑んだ関東予選。
3回戦までは8得点以上の活躍をすることができていましたが、
Best32をかけた4回戦でチームは敗北しました。
実践学園という強豪校にビビって、
またしても0得点でチームにとってマイナスな存在で終わってしまいました。
みんなは戦っていたのに自分だけビビっていて情けない気持ちになりました。
インターハイ予選では、ビビらずに自信を持ってゴールを狙い得点をとって、
チームにとってプラスであり続け勝利に貢献します。
そして、ここまでくるのにはたくさんの人の支えや助けがありました。
自分の時間を削ってまでチームのことを考えて指導してくださった阪川先生。
社会で大切なことを指導してくださり、YouTubeで動画を送ってくださった中田さん。
怪我をしたときにどうしたら良いかを教えてくださり、ケアをしてくださった中塚さん。
プロテインをつくってくれたり、スタッツをやってくれたマネージャーさん。
心の支えになってくれて、家族よりも長い時間を過ごした仲間たち。
朝早くからお弁当を作ってくれたり、洗濯をしてくれたお母さん。
車で最寄り駅まで送迎してくれたり、バッシュを買ってくれたお父さん。
今の自分があるのは皆さんのおかけです。
本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。
私たちはまだ目標を達成することができていません。
3年生にとってはインターハイ予選が最後の大会なので
絶対に勝ってBest32という目標を達成し、最高な形で恩返しをしたいです。
1!2!3!Vikings!!!
応援よろしくお願いします。
藤岡