チームメイトを大切に
2018/12/18 14:52
先日の練習時間に30分の時間を割いて、子どもたちに「チームメイトの大切さ」について話をしました。今までも話して来たことですが、再度話さなければならないと感じたからです。
男子の公式戦の昼食時間のことです。何気無い会話の一コマかもわかりませんが、試合に出ていないチームメイトに冷たい言葉が発せられました。私はその場にいなかったので、詳細はわかりません。言われた本人もあまり感じていないということです。しかし、私はコーチとしての自省を含め、とても残念でなりませんでした。
バスケットボールはチームスポーツです。試合でシュートを決めた子が目立ちがちですが、そこにはナイスパスをしたチームメイトがいます。ディフェンスを一生懸命頑張って相手の得点を防いだチームメイトもいます。ディフェンスで抜かれても、ヘルプをしてくれたチームメイトがいます。バスケットボールは常にチームプレーです。
ベンチにいる子どもたちも、試合に参加しています。チームメイトの一声で、2点を防ぐこともあります。ボールを持った瞬間に消極的になっても、チームメイトの一言に励まされ、思い切って勝負をすることもあります。一人ひとりが大切な存在です。
背番号の順番や、ユニホームを持っているかいないかは関係ありません。バスケットボールのスキルが上手だとか下手だとかも関係ありません。みんなどんぐりのせい比べです。誰でも最初はみんな同じです。みんなチームメイトがいたからここまで来たのです。
桜町ウイングスの全員が、チームメイトを大切にする心を忘れないでほしいと思います。
(小島)