やり遂げるということ
2019/02/20 13:53
最後の公式戦を終えて、6年生は卒業を迎えようとしています。
いつも優勝を目指して全力を尽くすのですが、優勝するチームはただ一つです。都大会や関東大会、全国大会もありますので、必ずどこかで負けを経験することになります。
男女共優勝は逃しましたが、表彰式での6年生の表情はやり遂げたという達成感に満ちていました。表彰式の時、一番お世話になった人にお礼を言いましょうというコーナーがあるのですが、誰も私の方は向いてくれません。しかし、6年生の輝いた顔が何よりもコーチとして一番うれしい瞬間でした。
女子の6年生はたった一人でキャプテンを務め、最後まで頑張ってくれました。2年生からミニバスケットボールを始め、練習に励んできました。何度涙を流したことでしょう。
男子はチームワークという課題を乗り越えてくれました、バスケットと勉強との両立に悩みながらも最後までやり遂げた6年生もいます。10月に入ったばかりの6年生も、最後の総合運動場体育館で最後の試合に出場することができました。
バスケットに限らず、人生すべて結果ではなく、自分の努力でやり遂げたことを大切にしていくことです。今はわからなくても、いつかミニバスケットボールに打ち込んだ今を振り返リ、そのことを悟ってくれるに違いありません。
3月は学校の体育館はほとんど使えないのですが、これから新チームに切り替えて練習を始めます。下の学年の子どもたちは、やり遂げた6年生からたくさんのことを学び、それを桜町ウイングスの伝統として受け継いでいってくれることでしょう。
(まだやり遂げていない小島)