B-COOLの活動方針🥒
チームを応援してくださる全ての方々へ
平成31年4月
監督 佐藤 力也
≪最高の思い出作りのために≫
チームを応援してくださる全ての方々へ
はじめに、毎年「感謝」の一言に象徴されるように、素晴らしい思い出作りが子供達、保護者、スタッフなどの力によって作り上げられていく環境に居られることに改めて心から嬉しく思います。B-COOLが誕生して19年目を迎えます。一年一年が大切な年であり、変化を求められる年でもあります。そんな中で子供達、保護者、スタッフ、全ての人のためにチーム活動に取り組んでいきたいと思っています。チームに係わるすべての方々と『和み』ある雰囲気の中で最高の思い出作りができたらより幸いです。
~気持ち~(私が一番大切にしている言葉です)
子供一人一人の気持ちを大切にしていきます。
バスケットが上手なことが偉いのではなく、ひたむきに取り組み、「チームのために自分のできることをしよう」と思える人間に育てていきたいと思っています。そして、優しさと強さを備えた心を持ち、気持ちで負けない選手になって欲しいと願っています。どの子にも「気持ちって、とっても大事なんだよ」って気づかせてあげたいです。
~勝つことが一番ではないということ~
私は、関東大会、全国大会に行けるようなチーム作りをしようとは思っていません。一番の理由は、子供達に長くバスケットを続けて欲しいからであり、最大の目的は、子供達が思い切り楽しめる頑張れる環境作りです。決して勝つことに無関心というわけではなく、その子たちに合ったステージで上を目指して欲しいということです。その中で、相手チームへ共感する心、試合ができる楽しさ、勝った時の喜び、負けることの悔しさを学んで欲しいと思っています。そのため、B-COOLは他のチームに比べたら、ゆる~いところがたくさんあるかもしれませが、それもB-COOLらしさとして、受け止めていただけたらと有り難いです。
~学びあい~
B-COOLの指導の原点は学びあい助け合うことです。そのため、子供達が覚えるのに時間がかかる時も少なくありません。しかし、その覚えるまでにかかる時間が私は好きであり、大切だと思っています。コーチが教えたことを聞いて、理解して、動きに移るまでにはかなり時間がかかります。子供によってその時間は変わり、様々です。大人が1~10まで手取り足とり教えることもいいけれど、早く覚えた子が、困っている子に声をかけたその時こそお互いにとって最大のチャンスであり、最高の学びあいの場ではないでしょうか。そんな状況を温かく見守り、時にはビシッと助言を入れていきます。
~町田っ子のために~
私は町田という街が大好きであり、チームの子供達にはもっと自分が住んでいる街のことを知って欲しいし、町田市に住んでいる大勢の子供達、その保護者そして、多くの市内・市外の方々にチームの存在を知って欲しいと願っています。そのために、バスケットだけではなく、ゴミ拾いや自然探索、いろいろな地域活動などチームを通して、町田市に貢献できたら何よりの喜びです。
~みんなで成長~
最後になりますが、上記に述べたことは私自身の努力目標であり、切なる願いでもあります。しかし、私個人の力では、到底及ばないことだらけで皆さんの支えがないことには全く実現しないものです。その皆さんとは、子供、保護者、スタッフ、他チームの方々などB-COOLにかかわる全ての人のことを指します。その良き理解者の下にチームがあるのと同時にみんなが成長できることが最高の思い出作りに繋がると確信しています。