これは練習が必要だ
2022/02/21 07:03
コロナ禍で練習ができない日々が続いていましたが、分散して人数を絞り練習を始めることにしました。もちろんマスクを着用しながら、ディスタンスを保ちながら限定したメニューです。厳しい状況ですが、少人数になりましたので一人ひとりの状況がよくわかり、声をかけることができるようになりました。
チームではボールハンドリング達成カードというものを作ってみました。一つひとつのメニューに、5回連続、10回連続、20回連続と達成した日を記入していきます。タイムチャレンジのベストタイムも記録するようにしました。
低学年と入部して間もない部員のグループ練習では、そのボールハンドリングのメニューを一つずつ丁寧に教えていきます。もちろん最初からできるはずもありません。できないことだらけで困惑の顔が目立ちます。バスケットボールは難しいなと思ったかもしれません。その時です。入部して間もない3年生の男の子が思わずつぶやきます。
「これは練習しないとダメだ。」
思わず私も、「そうなんだよ。それがわかってくれればいいんだよ。」
これから3月に入ると体育館での練習ができなくなります。一人で行う自主練習を行い、一人ひとりが目標を持って毎日取り組んでほしいです
「奇跡は奇跡的にはやってこない。」という言葉があります。自分の努力で目標に達成した時に子どもたちは自信を持ちます。バスケットボールの練習はその繰り返しです。そうなんです。練習しないとダメなんです。
(コロナ禍で良いこと探しをしている小島)