前十字靭帯断裂 半月板断裂 痛み
前十字靭帯断裂、半月板断裂。
入院の翌日に手術をし、手術は成功した。
手術後は麻酔が切れると痛みが襲いかかる。
痛みは激痛レベルである。
「 手術で治せばいい 」
これはとんでもなく甘い考えであることに気付かされた。
手術というのは麻酔をかけることで痛みを一時的に忘れさせて、体の中をグチャグチャにいじるのである。
グチャグチャにいじった後に体に痛みを感じないわけがないのである。
たかが膝でも・・・3日くらい痛みで夜が寝れないレベルだった。
しかも・・・不思議なことに、夜になると決まって痛みが激しくなるのである。
深夜の1時くらいだったであろうか・・・とにかく痛みで辛かった。
痛みで眠れなかった。
でも・・・何とか眠ることができた。
そして・・・痛みで目を覚ます。
時計を見ると・・・時間は1時半だった。
え・・・朝じゃないの?
その時の絶望は半端ではなかった。
苦しい時の夜はとても長い。
せめてもの救いとして、自分は個室に入院していたので、痛くてのたうち回っても誰にも迷惑がかからなかった。
これが複数人がいる部屋だったらどうだったのか・・・。
気合と根性で我慢したのか、他の人に迷惑をかけていたのか。
できれば考えたくない。
このことで思ったこと。
ケガや病気になったら。
気安く、手術して治せばいいだろう・・・と。
それはとても甘い考えであること。
大切な人や身近な人が病気になった時に軽々しく言える言葉ではないことに気付かされた。
「 これだけの痛い思いをするんだぞ 」 と・・・。
身をもって体験することができた。
しかも自分の場合は膝。
これが内蔵とかになったら・・・痛みは膝の比ではないだろう。
自分は年齢的にまだまだ若く、それに痛みに対しても結構我慢強いと思っていた。
でもそんなものじゃなかった。
できれば手術は避ける。
健康であり続けること。
万が一病気になっても、手術せずに治す療法。
手術することになっても、身体にできるだけ負担をかけない手術法。
そして今現在で何か身体に不安があるなら・・・すぐに治すべき。
そうでないと・・・痛みを伴う治療になる可能性が高いから・・・。
できるだけ自分と同じ思いをしてほしくはない。
ケガ、病気には本当に気を付けないと・・・。