東京都のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

東京都のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

前十字靭帯断裂 半月板断裂

提供元:BIG UP
2020/10/30 00:38
  

前十字靭帯断裂、半月板断裂。

一昔前であれば、選手生命が断たれるレベルのケガである。

自分が昨年10月に受傷したケガはそんなケガである。

 

現在であれば手術をすることで、受傷前の95%レベルまでには復帰が可能といわれている。

そのため、当然ではあるが手術を勧められた。

 

中には手術をしない人もいる。

しない理由としては・・・。

鍛えて鍛えて筋肉をつけることで断裂しても機能する足にすることも一応は可能である。

その場合、予後の保証はできないが・・・。

あとは・・・もちろん手術には大きなお金がかかる。

そしてリハビリに長い期間を要する。

そして何よりも・・・手術後は想像を絶する痛みがある。

または受傷したことによって競技を止めれば、日常生活レベルでは何も困らないのである。

 

まあ・・・自分の場合は手術するの一択だったが・・・。

前十字靭帯断裂と半月板断裂の場合はどこの病院がよいか、私の知人の医師に相談し、3つの病院に絞った。

J大学病院、D病院、K病院の3つである。

J大学病院は全く空きがない。

D病院はW杯ラグビー日本代表のドクターがいる病院で高名であるが・・・病床数が少ない。

知人の医師の他にも勧めた人がいたのでK病院に決めた。

 

K病院に行き・・・手術方針やその後のリハビリ方針、入院生活方針などを決め・・・。

くどい位の説明と、これでもかというほどの誓約書へのサイン。

次から次へと挨拶に来る担当者。

一人のためにここまでやるんだな・・・と、そういう意味では信頼できた。

 

いざ入院し、手術をする。

K病院の場合、通例だと靱帯&半月板は局部麻酔だけで大丈夫とのこと。

そのため、意識がはっきりとした状態で手術室に入ることができた。

こんな経験、普通はできないだろう。

よくTVの医療系ドラマにある手術室に、患者が意識のある状態では入れるのである。

「 おお~ここが手術室か~なんか手術室って感じだな~ 」っと思えた

 

手術中、主治医の先生及び手術チーム全員には余裕を感じた。

手術の際には和気あいあいの雰囲気すらあった。

緊迫とか真剣とか・・・全くなかった。

これも患者を不安にさせないためであろうか…。

ある意味さすがとも思えた。

自分自身は身動きは取れないものの、左側にモニターがあり、自分の右膝の手術の様子が見える。

モニターを見ていると 「うわ~すげ~あまりに正確すぎる!!」って感動する。

これ・・・こんなに正確に通せるの?って思ってしまった。

 

モニターの画面では大きく映ってるから・・・手術してる主治医の先生に聞いてみたところ・・・。

あ・・・これは大きく見えるけど、ここからここまで0.5ミリくらいですよ。

あっけらかんと答えた。

御見それしました・・・と思った。

そして手術は主治医の先生が当初言った通りに1時間半で終えた。

 

手術は成功です!

 

後で調べたところ、自分の主治医の先生は若い先生でしたが・・・とても名が知れている実績のある先生でした。

それほどの先生が私ごときの手術をしてくださり、本当に感謝です。


毎月、膝の状態の確認のために通院しています。

状態がよくなるにつれて、先生からのやってもいい事の許可が増えていくことがモチベーションでした。

まだ完治はしておりませんが、その日が待ち遠しく思います。

続きを見る

<< 前のページに戻る