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親父の友達がカッコ良かった話

2020/06/08 10:44
  

こんにちは。
今日はnoteに記事を書くのではなく、こちらのブログの方に書いていこうと思います!

 

 

最近、父のお店がオープンしたこともあり、
いつも以上に親子でのコミュニケーションの機会が多いです。
「息子と酒を飲みたい!」と夢見ているお父さんも多いと思います。

 

もちろん、ご自身のお父さんとお酒を飲んで、いい時間を過ごしていると思いますが、

今育てているお子さんが立派な大人になってお酒を一緒に飲む将来を考えるとワクワクしますよね。

 

昨日は父のお友達とお酒を飲む機会があったので

ちょっと書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

まず、私の父についてですが、

こちろの記事で私自身のストーリーテーリングをさせていただいているので
合わせて読んでいただけると分かりやすいかと思います。
そしてスキボタンのクリックをお願いします!w

note.com

 

 

そして、前書きにありました「父がお店をオープンさせる」というところ、
宣伝させてください!

 

Dining Kitchen 3rd Place BuBu

居酒屋さんです。

ちょい飲みから美味しいご飯まで、お気軽にお立ち寄りいただける場所になると嬉しいです!

世田谷区船橋1−37−7 1F

料理の写真等、私のインスタグラムにアップしていますので是非ご覧ください♪

 

 

 

さて、本題です。

 

 

 

ヤックンのハナシ

 

子どもの成長過程ですごく大切だなと思うことは、
「大人になったときにどんな人間になるか想像すること」

だと思うんですね。

 

 

これは、私のクラブのU12を指導してくださっているヤックンこと佐久間コーチもご自身の教育観として語っていた部分なんですね。

 

佐久間

子どもが何者かになるかを自分自身が決めるわけで、
親がレールを作って、決めてしまうものではないよね〜

 

谷村

でもそれを教えてあげるのは難しいですよね。
夢の力くらいですか?

 

佐久間

僕は、周りにいる大人(友達や同僚、コーチたち)はみんなすごい人なんだよ!
誰が好き?誰みたいな大人になりたい?
って小さい頃から言っているんです。

 

 

素晴らしい・・・
でも根本的に、外部に無関心で影響を受けないタイプに子どもには使えない技です。
(きっと幼児教育からしっかりと自分を持てるようなご指導をされてきたんだなぁと)

 

でも、夢の力だったり、子どもが何かにおこがれるパワーっていうのはとても大きなものですし、子どもは親の影響を一番に受けて育っていく・・・
子どもにとってまず親が鏡になるというところ、それも日々の積み重ねが子どもの人格を作っていくと考えるとっても難しくは感じます。
が、その憧れを抱けるような教育はもちろん、憧れを利用することは非常に大切なんだなと思います。

 

 

 

私の父はあまりそういうことを言う人間ではなかったのですが、
母がいつも「〇〇○は(父の友達たち)いい男だよ〜、かっこいい人なんだよ〜」と言ってくれていました。

 

 

 

タカシのハナシ

 

おそらく私の父の一番の親友である、タカシ。私が大好きな大人です。
同じ大人でも周りの人とはなんか違う雰囲気を持っている人で、子どもながらに
「あ、これがかっこいい大人なんだな」
感じていたのを覚えています。

 

 

そんな僕にとって超カッコいい大人と昨日飲んだわけですが、
ものすごく懐かしい話から、大事な話までしていただく最高の機会となりました。

 

 

エピソードとして、
私が思春期真っ盛りで自分の道を見失いそうに、
目の前の楽しいことに流されていた時期にたまたま地元で見かけ、
説教をされたときのことです。

説教といってもガミガミと頭ごなしに私を否定して道を説くのではなく、
ただ一言、

 

「今のお前はいい男か?」

 

私は何も言い返せませんでした・・・・・
きっと赤面していたと思います。

 

 

自分が最高に格好悪いと気付かせてもらった瞬間でした。
それから、高校に入ったり、大学に入ったり、人生のステップが進むたびに聞かれるようになった

「いい男になったか?」

と言うフレーズにだんだんと答えられるように自らを磨いていく努力をしていきました。

 

 

そして、昨日話の中で言われたことが、
「いい男になる出会いをしてきたか?結局人間は出会いがないと成長できないから、出会いを大切にして、これからもっといい男になれ。」

というお言葉でした。

 

まさに。
かっこいい男はいうことが違うな。というのと、こんなかっこいい男は私の周りにはいないな、というカリスマ性を感じるんです。

 

 

 

そこで思い出した人物、以前も記事で触れている
地域のバスケットマンたちです。

 

 

 

キョウヘイセンパイのハナシ

 

私が社会に出てから、いや大学などで学びを深めていく上でやっぱり欠かせない存在がこのセンパイなんです。 

 

気合で生きているようなエネルギッシュなセンパイは、当時高校生だった私にものすごく熱いメッセージを届けてくださっていました。

 

ガキガキとして見ない

ある意味ヨーロッパ的教育観です。
ヨーロッパでは子どもを小さい大人として、文字通り一人前として扱うそうです。
ただ、できることは大人より少ないので修行中という感じで関わっていくそうです。

 

同じように、高校生なんだから、もう18歳なんだから大人と同じように扱うべきだ。
と対等に正面から向き合ってくださった人。
でも、失敗をしたら厳しくも優しく大人こうするんだよって教えてくれた、そんな優しいセンパイです。

 

 

特に印象的だったのは、
周りの大人のいいところをたくさん見て盗めばいい。
そのためにおじさんたちは子どもに負けないように一生懸命やってるんだよ。

という言葉でした。

 

バスケでいっても、確かに若い方が有利。
今後の伸び代を考えるともう比にならないほど有利。
それは最近、世代の違う後輩を抱えるようになってよく分かります。

 

私がきちんと大人を見始めたのは多分この頃です。
こういう人になりたいと憧れを強く抱いていたバスケが上手な大人が身の周りにいました。もちろんたくさん参考にして、たくさん真似して練習してきました。
でも、結局キョウヘイセンパイが言っていたのは、人間の部分で、
「いい男になれ」という熱いメッセージであったということ。

 

上手な人間の上手な部分、優しい男の優しい部分、強い男の強い部分、熱い男の熱い部分、いいところをたくさんとっていい男になっていけ。

そういうことを当時18歳だったチンチクリンの面倒を見て、言ってくれていたのだと思います。

 

 

 

ワタシのハナシ

 

本当に、この私が半生を過ごしてきた地域バスケのコミュニティーは多くのことを教えてくれました。
人は人から学ぶということを教えてくれ、その人たちをたくさん見て育った私。

 

人から学ぶということを根本に多くのコミュニティに所属して、
本当に多くの大人の中で育ったワタシにとって書ききれないほどの教訓がありました。

 

・何者かになるかは子どもが決めるもの

 

大人ができるのは何者かになりたいと思えるような器を育ててあげることなのかなと思います。
そして、あの人のようになりたい!とか、あの人のあの部分は是非参考にしたいと思ってもらえるようにいい男やいい女になることなのかなと思います。

 

子育ては相当しんどく、焦りとか不安もあると思います。
でも結局は大人ができることってあんまりなくて、自分自身がまずはしっかりいい人間になるところにあると思うんです。
子どもたちって意外とそういう姿を見ていて、声に出さなくても響いていたりするもんだとお思います。

 

 

 

昨日は、ワタシのすごく重要な部分に深く関わってくださった大人と、そういう存在がつなぎ合わせてくれたレッスンや巡り合わせてくれたターニングポイントを振り返る貴重な機会でした。

 

 

 

子どもたちはいい大人と出会って、最高に濃い時間を過ごして、自分を作りながらたくさんの環境にトライしてくれるとワタシは嬉しいです。

 

 

 

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