中学バスケシーンは目まぐるしいスピードで変化してる!?
こんにちは。
今日は題名にあるように部活動について!!!
『中学バスケシーンは目まぐるしいスピードで変化してる!?』
中学生の選手必見です!!!!!
核心に迫ります!!!!
私が日々いろいろなところでコーチとして活動している中で感じることをただひたすらに書いていきます。
結論から申しますと・・・
部活動はここ2〜3年でまた大きく変化しているということです!!!!!
特に中学部活動は
アンダーカテゴリーにおけるクラブチームの発足、大会などの整備によって大きく変化しています。
変化 1
部活動の活動時間の減少
これはスポーツ庁が掲げる改革でもあります。
学校母体のスポーツチームだけでなく、スポーツ環境に科学を積極的に取り入れて合理的な活動をしていこうという指針や、子どもたちの心や体を豊かに育むために活動の偏りを無くしていこうという試みでもあります。
また、先生たちの負担を減らしていくという社会問題に対するアプローチでもあります。
部活動は今まで「ブラック」だと言われ続けてきましたが、ようやく改革に着手されてきたという印象です。
先生の負担という点は直接的に活動時間を減らしていこうという試みに関わっているわけではありません。
市区町村や東京都など対応は異なりますが、積極的に専門家を学校に招き入れて「外部委託」という選択肢も存在します。
私もその「外部委託」として携わる一人ですし、必ずしも活動時間を減らして対応しよう!というわけではないということをここでは書いておきます。
とはいえ、基本的には
子どもたちの活動時間は確実に短くなっています。
変化 2
クラブチームの存在
私が中学生だった頃、約10年前にはU15のクラブチームなんてありませんでした。
(他の地域にはあったのかもしれませんが)
現在はB.Leaugeの傘下のチームやその他の地域団体など多くのクラブチームが存在するようになりました。
クラブチームは子どもを伸ばすための環境、技術を伸ばすために存在するもので
そこに所属している選手とそうでない選手ではもう大きな差が生まれているのも現実です。
部活動だけで・・・
という選手もだんだんと少なくなってくるでしょう。
この現象は部活動環境の良し悪しだけではいえず、
どんなにいい部活動でもそのうちみんながどこかしらの外の環境(スクールなど)に通いながら部活動と並行して、もしくは部活動を練習環境、メインをクラブチームにしてというような新たな環境設定がやってくる日もそう遠くありません。
現在B.Leagueのアンダーカテゴリーのチームに所属している選手は、
すでにメインはクラブチームに、部活動は練習環境として利用しています。
かつてであれば、部活動を休むことなんてあり得ない!!!
という風潮がありましたが、現在ではかなり柔軟に選手の将来を見据えた活動が実現されていますよね。
変化 3
教育方針の転換
最後に少しだけ触れてみます。数年前から体罰の廃絶、活動環境の整備を教育面から着手していますよね。
かつての部活動は顧問の先生を筆頭にトップダウンの形式、ひたすらに縦社会を形成して指導をしていましたが、現在はそうではありません。
ボトムアップや選手を中心にした活動を心がけている指導者の方も多い印象です。
でも、教育色が強いので先生次第ということも多いにありますが、
部活動が以前より厳しく、拘束時間が長いという環境イメージはだんだんと払拭されつつあります。
これは間違いなく、メリットとデメリットがあり、
選手に合う環境設定を大人がある程度してあげる必要はあるのかもしれません。
そこで、クラブという選択肢があってもいいですよね。
まとめ
ここまで3つの変化について書いてきましたが、
選手を取り巻く環境というのは日々変化をしていて、ライバルたちは今もどこかで努力をしているということです。
陰で努力をすることに対しては今も昔も変わらないのですが、
競技環境がどんどん豊かになっていく中で、
外部の育成シーンを利用する選手が増えてきていることや豊かな成長環境がどんどん生まれているということに対して、選手だけでなく大人が目を外に向けて、選手に寄り添って将来をデザインしていくということが求められるのかもしれません。
私もバスケクラブU15を運営、コーチングしています。
やっぱり所属して通い続けている選手は見違えるほどに上手くなっていきます。
現在高校のトップレベルで活躍している選手も多いです。
それほどに外部環境というのは成長をアシストする要素が多く、
選手にとっては恵まれた環境なのだと日々感じます。
傾向としては、
部活動を引退してからきてくれる中学3年生の子達が多いのですが、
クラブとしては頑張って部活動と両立しながら中学1年生からきて欲しいです。
それほどに1〜2年生は伸びます。
ご興味のある方は、ぜひホームページをご覧ください。