静岡県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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県大会 予選

2020/11/17 12:36
  

令和2年11月15日

横内ミニバス、3年連続県大会出場。全5大会。(今期はコロナのため今回の1回しか開催されず)

すべてに関わらせてきてもらった私ですが、県大会出場することへの重み、そしてアリーナへの切望はずっと変わりません。子供一人一人の思いがあるから、ひとつひとつすべての大会に忘れられない場面があります。

今期は、コロナ禍の中での自主練、バスケの練習が出来ないことへの想い、ひとつずつ勝ち進んできた過程、いろんなものがごちゃ混ぜになったものを背負っての切符です!

前日の練習は、とても楽しそう((笑)

あまり?緊張感のない(だらけているわけではない!)練習で終わりました。

その後の監督の言葉は

「例年、県大会前の練習というものは、ピリピリしているものですが、今年はそれがない。けれど、今年の6年生は『やるときはやる』子たちだと信じている」

「必死」とか、「がむしゃら」とか。

そういうものを見せるのはカッコ悪いと思っているのかな。

でも、表面には見えないけれど、秘めた熱いものを持っている子たちなのだと思う。

それを感じさせる場面をたくさん見せられてきました。

だから今日も信じている!!

あまり緊張感がなかろうと((笑

VS函南(東部5位)

ただ。まさかあんなことが起こるとは。

この数秒後、横内ダブルエースの一人が、シュートの着地に足をくじいてしまいした。

捻挫。

予想もしなかったアクシデントに、1Qメンバーは動揺し、精神的&ゲームの支柱を失った1Qは、2-14という結果に終わります。

あの精神的状況で、よくここまで抑えた、というしかない。

見ている私も動悸と涙が止まらなかった。

2Q。2Qのメンバーも動揺していたと思う。

けれども、私の危惧をよそに、いつも通りのプレイで追い上げる。

動揺していたと思う。でもそれ以上に「ここで俺らが何とかする!」という気持ちを持って、動揺をはねのけるほどにいつの間にかこの子たちは成長していました。

2Qを17-19と2点ビハインドで終えました。

後半。負傷していた選手がテーピングで固めて復帰。本来オールマイティな選手ですが、あまり動かないよう、ゴール下に徹する。

負傷していながらもこのプレイ。

そして、勝利が確信できたころ、負傷した選手はベンチに。

そのあとを託された5年生も必死にプレイして、54-42で勝利。

そして与進戦。西部5位のチーム対戦。

もちろんベストコンディションではない横内ミニバス。

1Q、4-11 と点差をつけられてビハインド。

2Q、9-18とさらに点差を広げられる。

けれども、私は負けている気がしなかった。勝てる勝負だという確信は変わらなかった。

後半、けがをしていた選手が、「ゴール下だけでなく、やらせてくれ」と頼んだ(ように応援席からは見えた)

フルコンディションではないだろうし、痛みもあるだろうけど、はたからはそれを感じさせないプレイ。

6年生3人を中心に、横内らしいプレイで一時は2点差まで追い詰める。

4クオーターでも、お互いゴールをなかなか譲らず、少しずつ時間が過ぎる。

「4番同士のの戦いだぞ!!」と鼓舞する与進のコーチ陣。

言葉通り、お互い譲らない戦いがなんども見られました。最後にはお互い4ファール。

残り3秒で、横内エースが5ファールで退場。

1年間、何度も何度も横内を救ってくれたプレイに感謝。

数秒ですが、6年生二人も最後にコートに立ち、本当に最後の最後までボールを追いかけてくれました。

30-36.惜敗。

ベンチは即撤退して、席を空けなければならないのにしばらく動けない横内BOYS.

悔しかったね。手が届くはずだったアリーナ。

横内ホームに戻ってから、6年生親子一言コメント。

私にとっても、小さなころからずっと見ていた子たちもいる。

もちろん入って1年ほどの子たちもいるけれども、

みんなのこの1年の成長は本当にすごかった。

私自身は5年生の保護者だけれど、「さあ次!!」とまだ気持ちを切り替えられない。

子どもたちのほうが、「悔しい」と言葉にしない。イマドキだな。

でも、うまく言えないけど、

「もっと強くなりたい」という気持ちを各々心に刻んだように見える。

今日はあなたたちの通過点だから。

思いを胸にしまって、時々振り返って。また明日から頑張ればいい。

私たちは、ずっとこれからも君たちの応援団だよ。

でも

中部リーグはガチでいくからな!!!

最後は笑って終わろう。

函南戦のひとこま(いや笑っちゃいけない・・・・( ̄m ̄〃)ププっ!)

「真ん中」に入っちゃったらしいです・・・

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