静岡県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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一生心に残る試合でした

2020/10/28 12:45
  

令和2年10月25日

凄い試合でした。

最初に言います。凄い試合でした。

中部大会 決勝トーナメント1日目。

中部8強が出揃い、順位決めトーナメントとなる。

1敗でもしたら、5位以下となる。

今日は1試合のみ。VS有度一。

コロナの影響で、一度も対戦がなく、試合観戦もしたことがなく、どんなチームなのかも情報が入ってこない。未知のチームとの対戦でした。

気持ちをひとつに 「絶対勝つ!」

1クオーター 立ち上がりは悪くなかったけれども、12-12で終えます。

2クオーター 26-28。2点ビハインドで前半折り返し。

有度一さん、とにかく得点力があり、シュートをしたら外さない

「ボールを持たせるな!!」とコーチからのゲキが飛びます。

後半。後半はすぐに取り返すと信じて疑わなかった。

横内には頼りになるメンバーがいる。

しかし3クオーターで、さらに2点、差が開く。35-39。

取り返しても取り返しても、あっという間に得点力の高い有度一さんがまた入れてくる。

4クオーター。一度は12点差がつく場面も。

「もしかしたら負けてしまうかも」と頭をよぎる。

「我慢だぞ!!今だぞ!!」 今、がんばるんだ!!

ラスト1分。45-48の3点ビハインド。

横内ファールで、有度一のフリースローから始まる。

フリースローきっちり2点入れられて5点差。

横内ボールになり、2点返す。残り40秒。依然3点ビハインド。

有度一ボールから始まり、ボールキープ体制になる。横内はボール奪取に必死。

有度一、シュート。外す。ボールアウトして有度一ボール、エンドラインから。

有度一、再びボールキープ体制。横内ボール奪取に再び挑戦、有度一ファールにて横内ボールに。おそらくのこり20秒。

横内のシュート!決める。ディフェンスファール!

バスケットカウント、ワンスロー。

1点負けているという状況、残り少ない試合時間、というプレッシャーの中。

フリースロー、決める。50-50 同点!!

しかし有度一ボールスタートだ。

これを即座にスティール。横内シュート!決める!!2点リード。

再度、有度一ボールスタート。

これを即座にスティール。横内シュート!決める!しかもディフェンスファール。

バスケットカウントをもらう。

きっちり決める。3点プレイ。5点リード。55-50。私の悲鳴が止まらない。

有度一ボールスタート。残りおそらく7~8秒。

「ノーファール!!」という声が響く。横内5ファールでファールは命取りになる。

ノーファールできっちり守れば勝利確定。

しかしここでも果敢にスティール。横内シュート。決める!

57-50。7点差になる。

(このへんから私の悲鳴もおさまる)

有度一ボール。

のこり2秒でロングシュートを放つも入らず。ホイッスル。試合終了。

何が起こったのか、頭がついていかないほどの展開で、あっという間の勝利。

横内父兄、狂喜して2階からスマホ落とす(無事でした)

ラスト1分の時点で、ラスト20秒の時点で、だれが勝利を信じていただろう。

わからない。

正直「負けるかもしれない」と誰もが思ったと思う。

「いけるよー!流れ来てるよ!!」という私の声がビデオに残っているが、あれは正直本音ではなかった。

でも選手たちは諦めていなかったし、自分たちを信じていた。

バスケットの神様が、見ていてくれたね。

今日の勝利。おめでとう。

追記

今日の試合前。

父兄が作ってくれた「俺たち強いぜ動画」(成功シーンばかり集めた動画)と、

「俺たち頑張ってきたぜ動画」(コロナ禍でも自主練をがんばってきた動画)を見る。

士気を上げるためだぜ!!

今日の試合後。

気持ちの高ぶりが収まらないような、ほっとしたような、

なんともいえない横内BOYSたち。

試合後、監督のお話を聞く横内BOYS

今日の経験は、県大会への自信につながる経験。

君たちの、将来壁にぶつかったとき(バスケに限らず)、力をくれる経験だと思う。

そして、感動をありがとう。

君たちのお父さん、お母さんでよかった。

まだ早いか!!県大会に向けて頑張ろう!!

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