大阪府のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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選抜について

2021/07/20 22:37
  

スポーツには、勝ち負けがあります。

強さや速さを競うのも、スポーツの楽しみの一つです。

バスケットの試合にも勝敗があり、選手はみんな、強くなるために日々練習に励んでいます。

当然、チームの強さと、個人の強さ(うまさ)は無関係ではありません。

上手な選手がいれば勝ち上がりやすいですし、数名集まれば強いチームを作るのは難しくありません。

しかし、必ずしも『個人の強さ=チームの強さ』でないところがチームスポーツ、バスケットの面白いところでもあります。

チームの練習を積み重ね、うまく組み合わせることができれば、チームを勝利に導くことは不可能ではありません。

それに、個人個人のスキルアップが重なれば、さらによいチームになることは、間違いありません。

ミニバスは小学生です。
発達年齢を考えると、なおさら、仲間を大切にし、チームを大切にし、力を合わせて練習に励み、試合での成功体験を共に高めていくことこそが、大切だと思っています。

負けること、悔しさを知ること、それを克服するために、また、立ち上がること、ときには仲間を支えたり、仲間にひっぱってもらったり…、そんな経験もとても意味があるはずです。

だからこそ、うちのチームでは、チームのメンバーを大切にすること、チーム練習を休まずに頑張ること、バスケットだけでなく何が大切なことかを考えて行動すること、特に高学年には、しつこく言っています。




所属する組織の取り組みである選抜は、選抜が絶対条件です。

つまり、所属チームの活動と、選抜の活動がかぶった場合は、選抜を優先させなくてはならないルールがあります。

このルールは、子どもたちの発達段階や可能性を軽視しているのではないか、と不安になります。

たとえば、チームとしての活動が少ない選手や、チームの中に練習相手になる高学年がいない選手にとっては、選抜はとても意味があります。

チームを越えて指導に携わる方々には頭が下がります。

しかし、子どもたちがチームを第一にしながら、もっとうまくなりたいと願うのであれば、少なくとも小学生、中学生には、その選択肢を持たせるべきだと思うのです。

年齢の低いカテゴリーの選抜は、それくらいの余裕をもって裾野を広げたほうが、さらなる普及につながるのではないかと思います。

あくまでも私の中の持論です。

私も組織の末端である以上、考え方が合わないとしても、システムのアナウンスはしなくてはなりません。


子どもたちの気持ち、目標、発達段階を考えれば考えるほど、とても、悩ましい問題です😥

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