番外編 1年生スケート実習
10月1日、2日
バスケ部ブログに載せるべきではないかもしれませんが、
番外編として1学年のスケート実習の様子をアップしようと思います。
たった数時間の実習でしたが、普段ではなかなか体験することのできないスケートに挑戦し、
うまくいかなくとも楽しんでやろうとしていた姿が印象的です。
ある選手はバスケノートに、「最初は難しかったけど、バスケ部で普段意識している体の使い方に目を向けるとスムーズに滑れるようになって楽しかった」と感想を書いてくれていました。
中にはマニアックに「股関節」「体重移動」「仙骨」などの言葉も出てきて、我々の目指す
”体との向き合い方”をこうやってバスケット以外で繋げてくれようとしていたところがとても嬉しく思いましたし、できないことをいかに楽しむか!を実践してくれて心強く感じました。
バスケの練習だと、周りと比べてしまいがちで特に上手にできない選手は、できる選手と比べて劣等感を持ちます。自分なりに成長すればいいし、他人と比べなくても良いのに・・・と指導者が感じる部分まで変に考えすぎて体も思考も固まります。
しかし、大多数ができない、という状況になればできるようになるまでやってやろう、できないことへの劣等感よりも少しできたこと、でき始めたことへの達成感を得ます。
我々が高校生を指導し、感じてほしいのは正にここなんですね。それが、バスケットでもできないかと日々模索はしていますが”非日常”の体験はこれらのことを一気に叶えてくれるのでそういう意味でも学校行事というのは大きなヒントになってくれます。様々な経験を通して選手として、人として一歩でも前に進めるようになってほしいです。
普段見れない純粋な笑顔を見れて大満足です!計画してくださった先生、場を提供してくださった施設の方に感謝いたします!!