卒業式(岡山県作陽高等学校としては最後の卒業式)
3月1日(水)
この日は、津山校最後の卒業証書授与式が盛大に挙行されました。
また、来年度からは「作陽学園高等学校」と校名も変更されるため
「岡山県作陽高等学校」として最後の卒業式となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部縮小しての開催となりましたが、
数年ぶりに卒業生、保護者、在校生が同じ場所に集って式を行えたという点では
幸せな学年であったかもしれません。
卒業式ではビッグサプライズも行われ、思い出に残る時間となったのではないでしょうか。
思い返せばこの学年は入学式すら教室で行われ、入学後2週間経過したところで6週間続く大型の休校措置となり、満足な1学年としてのスタートがきれなかったのはとても記憶に残っています。確か、この休校期間は「一日一善」をテーマとして毎日の生活をノートに記入し、顧問にリモートで提出するなどなんとか部員の思いがひとつになるような取り組みをしていきました。
この学年の最大の思い出は、インターハイ予選、ウインターカップ予選ともにベスト4に進出することができ、メインコートでバスケットをすることができました。
私は作陽高校に赴任して17年になりますが、ベスト4以上の成績、メインコートでバスケットができたことは初めての経験でした。
間違いなく、記録にも記憶にも残る学年でした。
最後に、今年の3年生のカラーは「とにかく優しい集団」でした。後輩に対しても、相手チームに対しても、またたまに遊びに来てくれるアンダーカテゴリーの子供たちにも本当に優しく、高校生らしく接してくれました。この関わりを見て、現役選手たちも同じように穏やかな集団になってきていると思います。
これからはそれぞれが違った人生を歩んでいくと思います。保護者の方々をはじめ、今まで支えてくださった方に感謝の気持ちを忘れず、月並みではありますが、作陽高校男子バスケットボール部で学んだことを生かし、これからも輝く人生を歩んでほしいと思います。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!