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ナオさんのADAPT日記

提供元:ADAPT
2021/03/21 20:06
  

今日は新チーム初めての練習試合でした。

もともと新2、3年生は人数が多くないのと、

今の3年生におされ(笑)色々な意味でオトナシク汗。

 ここ最近は、「学年に関係なく当事者意識を」

ということ、そして、

「次の1年、どんな風にしたいの?」ということを

選手に問いかけてきました。

 

なぜなら、それが原点だと思っているから。

今年の3年生だって、「どうなりたいの?」

「何を掴みたいの?」が明確になってから、 

全てが本当の意味で動き出しどんどん強く

なっていった。

だったら、何をするの?何が必要なの?

プレーも仲間も行動も。自然と答えが出て、、

というか、誰が言うまでもなく、方向性が

共有できて、あとは進むのみだった。

 

新チームは、この「動機」となる作業を今必死で

やっている。

ADAPTは、というかナオさんは、その年の

顔ぶれや状況によって、チームの色やスタイルが 

変わっていいと思っている。

ADAPTの軸、譲れないもの、伝えたいものは

もちろんある。でも、強さとか、方向性は、

その年によって異なる。なぜなら、ADAPTは

選手が作るものだから。

 

そんなことを、年があけて全クラが中止になり、

祭りの開催を決め、3年生の送りだしと、新チーム

作りで頭がいっぱいになりながらもずっとずっと

考えていた。

 

そして今日。

人数も万全とはいかずに迎えた初めての練習ゲーム。

「よくやったじゃないか!!!」

そう選手を誉めてあげた。

今年のチームには、多くを求めることなんてできない。

だから、とてもシンプルな指針だけを伝えている。

それが見事に発揮できていた。

正直想定以上だった。

審判に来てくれたコスモ大学生コーチが

「ナオさん、どんな魔法をかけたんですか?」

と思わず聞いてきたほど、彼らはイキイキと

プレーできていた。もちろん内容も。

 課題もたくさんたくさん、そして、

たくさんたくさん(笑)ある。

でも、彼らの「伸びしろ」という意味では、

合格点のスタートだった。

他人が見たらぜんぜん強くない(笑)

でも、そういうことではなくて、ナオさんや

コーチをしているコスモにはわかる「変化」。

これがどんなに重要か。

ADAPTでは成功体験が未だない彼ら。

今日のことはどうかどうか自信にしてほしい。

そして、ワクワクに繋げてほしい。

全ては「動機」が必要。 

お母さんに言われたから(笑)、

ナオさんがうるさいから(笑)

それならやめたほうがいい。

「誰が何と言おうとオレがやりたいから」

そう思えたら、何があっても怖くないし、

答えはいつもすぐでるし、運だって縁だって

ついてくる。

中学生男子、カッコいい!がいいに決まってる!

がむしゃらになれるほど、カッコいいものはない。

 

今の世の中、なかなか「本気になる習慣」が

つきずらいし、タイミングをつい逃しちゃう。

これは大人も。

だからこそ、きっかけを大事に、

自分に照れずに突き進んでみてほしい。

意識は人ではない、自分に向けて。


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