ナオさんのADAPT日記
「ナオさん、お前もか~!!!」という声が
聞こえてきそう。
ADAPTは、23日に、京都遠征を予定して
おりましたが、泣く泣く昨夜遅くに中止を決定
しました。
楽しみにしていた、本気で力試しをしたかった
選手たち、本当に申し訳ない。
お仕事を調整して帯同を予定して下さっていた
保護者さま、申し訳ありませんでした。
予約していたバス会社さんや、交流キャンプを
アレンジしてくださったクラブ責任者の方、
対戦させて頂くはずだったクラブの皆様、
直前の変更に多くのご迷惑をお掛けしました。
思えば2月の最終週に開催したADAPT祭り以降、
倉敷カップやエイコーカップ、皆は、
県大会や修学旅行、ほとんどのものが中止になって
いる中、何としても実現させたかった。
確固たる理由を説明できずに何かを判断したのは
初めてだと気がついた。
誰になんと言われようと、これまでは、
自分が決めたことに、その「譲れない理由」が
必ずあった。
だから、例え後にその決断がベターではなかった
かもしれない、、という結果になったとしても、
後悔や言い訳は一切なかった。
でも、今回は、こんなにも悔しさが残る。
誰も責めることができないし、
じゃぁ、この経験から何かを生みだそう!
て話でもない。
全ては「不安」から生じるもの。
なぜ?
ウィルスは未知だから解らないことだらけ。
ワクチンや特効薬が未だないから。
でも、我々には日常がある。
経済を動かさねばならない。
教育を動かさねばならない。
夢を追いたい。
もういいかげん何人感染した!を全面に出す
報道や、現場を全くわかっていないのでは?
という政策、
どうにかならないのだろうか?
この感染症の対応に関連する法律の制定や
見直し、やることいっぱいあるのに、
こんなに国が非常事態だという空気を
ばらまいているのに国会は閉じてしまった。
政府は、もはや全てが後手で、闘うべき相手を
最近は間違えているのでは?というような
発言も多い。
ひとりひとりは尽力されているのだろう。
でも、こんなにも苛立ちを感じるのはなぜ
なんだろう?
「よし、国も頑張ってる!今は耐えよう!」て
ポジティブに捉えられないのはなぜなんだろう?
地球的規模で起こってしまったこの現実を
受け止めることは絶対に重要だ。
我々は、命を最優先した行動をとるべきだ。
一方で、長い闘いになりそうだ。
どうかその闘いを、国民が愛をもって
乗り切れるよう、国はきちんと説明し、
戦略を示し、我々が団結して
進めるようにしてほしい。
このままでは、開き直って感染や罹患を軽視する
行動をとるひと、
逆に感染を悪だとして、差別に走るひと、
生きるために経済を最優先せねばならないひと、
みんなバラバラの方向を向いてしまう。
このウィルスの何が怖くて、何が怖くないのか?
ウィルスじたいだけではなく、
この状況が続くことにより
失われる日常、うまれる偏見や差別、
そういうことを国や行政のリーダーは
もっと加味したリーダーシップを取ってほしい。