ナオさんのADAPT日記
3月も最後の週末となってしまいました。
少し前までには想像すら出来ていなかった日常に、
世界中が困惑し、不安は募りますが、
それでも明日が来ることに感謝。
遠い未来と、近い未来を真摯に考えながら、
一生懸命日々を過ごしたいと思います。
ナオさんが20年を迎える本業の仕事の中で、
先週、こんな言葉が胸に刺さりました。
「組織のトップが心が折れないこと」
これは、事業や社員の生活を守る立場にある経営者
の方々に向けられた言葉だったのですが、
私にもズシンとくるものがありました。
ADAPT祭りが終わり、3年生とのバスケも
あとわずか、楽しむぞ~!
そして新年度は、いよいよ
ADAPT発足時に小学生だった選手が
最終学年になり、
これまでご縁がほど遠い大会にも参加が
認められ、これから!!!
というときにコロナ。。。
計画したり楽しみにしていた
ものが中止になったり、活動にも制限が
かかり、、、。
かつてない気持ちが心の中を支配していた今月。
この言葉は、とても深く軸になってくれました。
そうしたら、こんな中でも、嬉しかったこと、
この日記でも報告したい気持ちになりました。
①ADAPTは、今年度から、練習中から、パスをするときも、
受けるときも相手の名前を呼ぶ!と決めました。
目的は、瞬時に名前を呼ぶので、
「なんていう名前?」と常に頭を使うからです。
そして、嫌でも必要や声を出す習慣がつくからです。
またなんといっても、新しい選手がみんなの名前を覚える
ことが出来るからです。
でも、コーチは「声をだせ」なんて指摘しません。
ナオさんがたまにいうくらい。
ナオさんは練習中は、他のことをしていたり、保護者さんと
お話していたり、常にみんなの動きをみている
わけではありません。
そんな中、暮れ頃から気がついたのですが、
当たり前のように、お互いの声をよびあう
選手が増えていること。
なかなか声がでない練習でも、パスを含む
メニューになると、自然と「ナイト~」とか聞こえる。
そうすると、次の選手も、続き、そして、なかなか
声が出ない選手もつられている。
秋ころまでは、ナオさんが、「お互いの声は~??」なんて
突っ込みをいれることが多かったけど、最近は
言わなくても、ふと、耳を済ますと、
パスを受ける側もする側も
名前を呼び始めることが、増えたのだ!
②そして似たような現象をもつひとつ。
ADAPTは、今年度U14の大会から、
試合3分前の審判コールがなったら、
円陣を組んで、ある儀式をすることに
しました。これはナオさんの強制提案(笑)
でも、実はこれは、
「ジャンピングジャック」というちゃんとした
エクササイズ。
試合開始直前に、円陣で互いの顔をあわせ、
同じ呼吸で一定のエクササイズをすることは、
身体的にはもちろん精神的にも効果が
あると思い選手に提案しました。
でも、中学生、なんか恥ずかしいとか、
かっこわるい?とか色んな気持ちがあるみたいで、
どこか嫌々やってる感もあったのは事実。
あるときから、ナオさんは、試合前に、
「3分前になったら、ちゃんとやるのよ!」と
言わなくなりました。
そんななか、祭りがありました。
運営で忙しくて、まともにベンチには
入れなかったので、ちょこちょことADAPTの
様子やゲームを遠目から見ていました。
すると、このジャンピングジャックを
試合前にやっているのです。
ADAPT登録ではなく、リーグ戦を一緒に戦う
ことが出来なかった選手も一緒に。
このふたつの出来事は、小さいようで、
ナオさんにとって、今年度やってきたことの
大きな大きな実りだと思いました。
「言わなくても自主的に」
そんなことが、ADAPTで始まりかけています。
③そういう空気は、チームを作ります。
先日体験にきた選手までもが、練習後の
時間がない中でのモップがけを積極的に
みんなとやってくれていました。
驚きました。
今のADAPTの「ちゃんとしている」ところは、
今年度の3年生が作ってくれました。
このままの流れ、2年以下も引き継いでくれそうです。
④迷って悩んで気持ちを伝えたことが、
少しずつ伝わるという経験がありました。
「私らしく在りたい」その気持ちが行動に
移りました。
何もしない自分より、砕けるかもしれない?
けど一歩踏み出す意味をまた実感しました。
何よりまた「人好き」が増しました♪
こうしてみると、今月は、祭りから始まり、
アチーブ卒業生とのホームパーティー、
コロナ対応、、ここには詳細書けないけど(笑)、
いろいろあったな、、、
まだまだ諸々な対応は当面続きそうですが、、、
でも、心の栄養は、たくさんもらっています。
気持ちの整理もできました。
何より、選手のイキイキした顔やプレーを
見るのが大好きです。そして、
悩みながらも進んでいる姿を見ていると、
心から
「がんばれ~今まさに一番成長してるぞ!
この踏ん張りはこれからの人生にきっと力をくれる!」
そう背中に叫んでいます。
また日記、こまめに更新できそうです♪