ナオさんのADAPT日記
昨日は先週に引き続き高校生と
練習ゲームでした。
様々なパターンでチームを組んで
やってみました。
3年生は、部活引退からどんどん
月日が流れ、試験対策や体調不良などで
全体的に体力不足が出てきました。
でも、状況的にしかたないこと。
これから本格的な冬のシーズンにはいるし、
受験勉強も本格化。益々だと思う。
いかに、「ADAPTやバスケ」を自分にとって
どういう立ち位置にするか?活用するか?
大切になってくる。
体力維持、気分転換、仲間とのふれあい、
バスケを楽しむ!勉強の息抜き、、、
それぞれが「切り替え」を上手にして、
乗りきってほしい。
高校生や大人になったら、そういう毎日の繰り返し
だからね(笑)
2年生以下は、「ADAPTでの自分の強み」を
出せるようになってきたと感じます。
ADAPTの2年生の大半は、2年前に設立した
ときに未だ小学生で、月に数回決められた日に
練習に遊びに来ていて、中学生になるのを
待って加入したメンバー。
クラブだけど、そこから週2回~3回、一緒にバスケを
してきました。
一方、2年生なり、更に本格的にバスケと
向き合いたいと加入してくれたメンバーも
多くいます。
中学校でも、みんなが主力となり成果を出している
ようですが、ADAPTでも、みんなメキメキと開花してきました。
ナオさんは、秋頃から、選手に個別に声をかけることを
増やしています。
その選手ならではの課題や、強みを生かすことを
伝えています。
なぜなら、ナオさんには明確に
「こんなチームであってほしい」というものが
あります。そしてそこには、選手ひとりのひとりの
役割を鮮明に頭のなかにイメージしています。
何をもとにしているか?それは、彼らのそれぞれの
武器。チームの中で、この選手はこんな風に
したら掛け算になる!そういう感じです。
昨日は先週より更に、ADAPTの仲間との
バスケを楽しむ選手が増えました。
限られた時間、プレー時間は限られる。
だから、出たときは思いっきりゴールに
向かってプレーする選手が増えた。
もちろん、出たときに思うように出来ない選手も
いる。でも、仲間が奮起しているのを見て、
次の出番ではさっきの自分を越えていた。
それでいい!それが大事!
出来ない時もある、でもそこで、暗くなったり
自信をなくすのではなく、ベンチで思い切り
仲間を応援し、早くまた出たい!と思い、
名前がコールされたら、またチャレンジ。
仲間をみて、「俺だって!」そう思える空気がある
ことが今のADAPTの強みだと思う。
いいチームになってきた。
全てが終わったあとに、高校生のある選手に
少しレクチャーをお願いしました。
ハンドリングが上手でアグレッシブなディフェンス、
何より練習中からよく声を出し見ていて
とても気持ちがいい選手。
みんなを集めて、ハンドリングのコツや、
どういう自主練をしたらいいか?
ディフェンスをするときの心構えなど
話してもらいました。
そして最後に、、
「よく自分やチームを盛り上げる声を出している
けど、恥ずかしいとか、そういうのはない?
どうやってできるようになった?」というような
質問をぶつけてみました。
「心理学というか、そういうので知ったんだけど、
口に出したことが現実になる。
ネガティブなことを言っていたらそうなる。
逆にポジティブなことを口にしていたら
脳が反応し体もついてくる。
だから、緊張したり、なかなか上手くできない
ときも、とにかく自分に言い聞かすように、
元気にポジティブな声を出すようにしている。
それが結果、周りにもいい波動や影響が
伝わるんだと思う」
なるほど。等身大で、凄く的確で、
すぐに真似できるアドバイスだと感心しました。
たぶん自分もいろいろな経験やいい思い、
苦い思いをしたからこそ、そして何より
今も戦っているからこそ、急なナオさんの
質問に答えられたのだと思う。
いつも自分と向き合っているからこそ
すぐに「言葉にして表現できる」
ありがとうね!
高校生に相手してもらったり、アドバイスを
もらったり、大学生に教えてもらったりと、
「みんなが考えたり学んだりする場」をこれからも
作っていきたいと思う。
ひとつでも自分のものにして、自分自身で
「よっしゃ~!!!」と思える瞬間を増やして
ほしい。