メンバー集めの苦労
新潟市小須戸を拠点に活動しているU12バスケットボールチーム『K'd23ERS』GMの高山です。
さて、今日は人口の少ない土地ではメンバー集めに苦労する・・・という話です。
チーム立ち上げから約半年、現在のメンバー数は男子14人、女子5人の計19人。初年度のメンバー数目標を20人としていたのでなんとか目標は達成出来そうです。とはいえ、なかなか思うように人が集まらないというのが実感です。
チームを立ち上げた時に、色んな人から秋葉区は人が集まりにくい、小須戸は通うのには距離がある、というご意見を頂いておりました。更に言えば、既に他スポーツや習い事をしていて、新たにチームに入って・・・という人はいないと思う、という事も言われていました。そんな状況の中で半年で20人集まっただけでもありがたい話、チームに加わってくれたメンバーには本当感謝です。
小須戸は私の地元なので、他の地で・・・というのは考えていません。バスケを通し地元の活性化を図るというのもチームの存在意義の一つです。
多数あるスポーツ、或いは習い事の中からバスケ、そして我がチームを選択して貰う為には何かで差別化を図る必要があります。幾つかありますが、一つは『方針が明確』という事です。チームの方針、私の考えはホームページに細かく記載していますし、体験に来てくれた方にだけお渡ししているチーム概要に更に細かい考え方を明記しています。例えば『グッドプレーヤーの基準』『子供の成長を止めてしまう7の行動』『早く上達する人としない人の違い』というものがあります。これは、選手の評価基準を最初に確りお伝えし、努力の方向性を明確にするものです。また子供の成長を促す為に親御さんにお願いしたい事、成長に必要な考え方等を簡潔に纏めたものです。
メンバー編成や戦術、練習内容へのご意見はご遠慮頂いていますが、質問はオープンに出来る様な雰囲気作りに努めていますし、私の考えやチームの現状等は出来るだけ共有する様に心がけています。また様々な『仕組み作り』が大事だと考えています。
チーム責任者の大事な仕事は『説明する事』、ここから逃げてはいけないと思っています。人前で話す事はあまり得意ではありませんが、その姿勢がまず大事なんだと思っていますし、そのおかげで親御さんとのトラブルもなく、チームの雰囲気は良い感じだと思います。
そんな取り組みに共感頂いた結果が今の人数だと思っていますし、もっともっとこのチームの事を沢山の人に知って貰いたい。その為には発信を続ける事、そして『結果を出す事』も重要。バスケに対してもそうですが、チーム作りに対しても常に勉強する姿勢を忘れずに自己研鑽に努めていきます。