新潟県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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ポジションの指導は必要か

提供元:K'd23ERS
2023/05/03 22:06
  

K'd23ERS、GMの高山です。

今回の記事はバスケットボールに於けるポジションの指導について書き留めたいと思います。

まず私の考えから言うと、ポジションの指導は必要だと考えます。

 

それはなぜか?

 

昨今はポジションレス(5outの立ち位置は誰がどこでも良い)という考えもありますし、ミニバスでは特にポジションの固定はあまり良しとされません。将来的な可能性を探る、或いは様々な能力を伸ばすといった意味で、それには私も賛同です。但し、それとポジション毎の求められる役割、課せられる責任を理解させるさせないは別だと思います。※ポジションの指導に関してはそれぞれのチームの考え方がありますので、それらを否定するものではなく、あくまで私はこう思う・・・といったものとご理解下さい。

 

例えば、学校の先生は教科毎に先生が分かれている事が多いと思いますが、仮に全員が国語の先生だったらそれは十分な教育と言えるでしょうか?数学の先生、社会の先生、或いは勉強外の担当として教頭先生・・・そういった役割と責任を果たすべく組織されているからこそ十分な教育が成されていくのだと思います。

バスケットも同じで、全員が自分のやりたい事、或いは得意な事だけをやってしまってはチームとして戦う事は出来ないと思います。『自分の得意を活かして、チームに必要なプレーをする』この考えが大事ではないでしょうか。PGで求められる責任は●●、それを達成する為に必要なスキルは●●、そのスキルが出来る様になるトレーニングは●●、こんな感じで考えを深堀りしていく事が出来れば、個々の能力は更に高まり、結果チーム力の向上に繋がる・・・そう考えます。

 

選手一人一人に性格や得意な事も違っていて、選手に対して気づきと選択肢、更に得意を強化する為の方法を提案する・・・そういった事が指導者に求められる事。その個性を更に強いものにする為に必要なのが『ポジションの役割と責任を理解』する事、それが私の考えです。

 

以前選手達に『チームワークをどう考える?』といった質問を投げかけた事があります。回答としては、失敗したら助ける、ポジティブな声を掛け合う、等様々な答えを聞く事が出来ました。その時に私が補足したのは、『まずは自分に課せられた責任を全力で実行した上でもミスしてしまったら助け合う。つまりまずは自分に与えられた責任を全力でまっとうした上にチームワークは成り立つ』というものでした。その考えは今でも変わっていません。だからこそチームキーワードの一つにDo one's Best!~常にベストを尽くす~を掲げています。また指導姿勢として、全力でやった上での失敗は、ミスではなく経験と考え、それを子供達にも伝える様にしています。

K'd23ERSで沢山の経験をしよう!

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