KIKOコーチブログ14
提供元:SKILL ELEMENT
2020/06/13 22:13
毎日毎日を必死に乗り越えて、高校1年生が終わろうとしていました。そこで信じられないことが起こりました!新2年として迎える最初の試合のベンチ入りメンバーに私の名前が入っていたのです。自分の部屋で携帯に送られてきたそのメンバー発表をみて、嬉しくて色んな感情から涙があふれてきました。コーチにもすぐに連絡しました。そのトークは今でもスクショして残ってあります。
これはBチームの先輩が、Bチームでの練習姿勢などを先生に報告してくれていたのです。発表のあとBチームの先輩からも「初めてのユニフォームおめでとう!!稀子は上に上がってがんばれ!」というLINEをいくつももらえたりしました。
その時もその先輩方のすごさを感じたけれど、この後もBチームの力の凄さを卒業までに思い知らされることになります。
そしてこの時期たまたま先生と話せた母に先生が言われたことが、「Bチームでの情報もちゃんと聞いてますよ。頑張ってる奴誰か聞いたらかならず稀子の名前があがってきますよ!」と言われてたそうです。先生はちゃんと全員のことを見てくれていたのです。
ユニフォームを貰えた理由はバスケがうまいからではありません。毎日全力で一生懸命練習に励んでいる姿が認められたからです。みんなに認められたことは私にとって大きな自信に変わりました。
ドリブルと同じように、努力を積み重ねる、継続するということはすごく大切だということをこの出来事で証明できたと思います。
そこからは、毎回遠征に連れて行ってもらい、ベンチ入りさせてもらう機会が多くなりました。
でも、ユニフォームを貰えたことが私にとってのゴールではなかったので次に新たに目標が生まれました。それはAチームに上がりたい。ということです。だから、ユニフォームを貰えたことで満足せず、2年生の間も全力一生懸命ということを継続して続けていきました。
2年生では貴重な経験もしました。
ちちんぷいぷいという番組の「学校へ行こう!」というコーナーが薫英女学院にくることになり、さらにバスケ部にくることになりました。
そこでなんと、私とたむけんさんがドリブル対決をしたのです。笑
私が2年生の年は大阪大会の決勝で敗れたため、9月に先輩が引退したため早くに自分たちの代になりました。
これからの一年半は本当に本当に濃い時間を過ごすことになったのです。
次回に続きます。