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KIKOコーチブログ⑨

提供元:SKILL ELEMENT
2020/05/25 17:37
  

キャンプの会場に到着した瞬間、すごく緊張したのと不安でいっぱいになりました。

理由は、自分より倍ぐらい身長の高い選手や、女の子でも私の何倍もの体格ですごく気が強そうで怖そうな選手がいたり、この人たちと一緒に練習するのかと思うと最初から不安と緊張が入り混じっていて身体はガチガチでした。笑


そして、目の前にはNBA選手のアイザイア・トーマスがすごいオーラを放っていました!


練習がスタートしました。最初はドリブルやハンドリングなどを列になってやりました。

いろんな選手がいて不安がいっぱいだったのですが、外国の選手はすごく優しかったです。日本人が珍しかったからかもしれませんが、たくさん話しかけてくれました!

私は英語が苦手なので答えれなかったこともあったのですが、とにかく笑顔でごまかして(笑)不安がどんどん取れて行きました!

ハンドリング練習はSKILL ELEMENTSの練習に比べたら簡単でした。笑

なので、SKILLの選手はみんなキャンプのコーチに褒められて、どんどん調子が上がっていきました!




いよいよ11の練習が始まりました。

私は最初はサブコートで比較的体格の同じくらいの小学生と中学生に混じって11をしていました。私はこのとき「ここがSKILLの見せ場だな」と思って頑張りました。少しすると、なんと!!アイザイア・トーマス本人が近づいて来て話しかけてきました。最初は英語の訳がわからなかったので、KANコーチに助けてほしいって顔でアピールしたら来てくれて通訳をしてくれました。アイザイア・トーマスがが「君上手だね。高校生や大人のクラスの方でやろう」と言ってメインコートの方に連れて行ってくれたのです!

私はやった!という気持ちがあったのですが、高校生や大学生がいる方の体育館に行くと私からしたら巨人みたいな人ばかりだったのです。

巨人との11

この時の気持ちを一言で表すと「恐怖」でした。笑




またまた一気に不安になり、助けを求める目でコーチを見たら「かましてこい」って一言。。もうやるしかない!覚悟決めやなあかん!と思って巨人に立ち向かって行きました。笑

シュートブロックされたり、手足が長いから守られてしまうこともあったので苦戦しましたが、とにかく自分の持ってるドリブル技術をみせれるように必死にやりました。そこにいたキャンプのコーチがアドバイスをくれたりしてすごくいい経験になりました。


練習が終わってからはみんなで集まって表彰式みたいなのが始まりました。選ばれた選手をただただ『すごいなぁー!カッコいいなー!』と思って拍手していました。

次の選ばれた人が貰えるものはアイザイア・トーマスのサイン入りバッシュでした。正直きこもほしいなぁー。。と思ってたら、な、な、なんと!アイザイア・トーマスが私のことを指差してくれました。優秀選手に選ばれたのです!最初はウソだと思って信じられませんでした。夢の中にいてるようで今もその時のことははっきり覚えていないくらいです。本当に本当に嬉しかったです。今でも私がそんな賞をもらったとは思えません。笑

でも、1番嬉しかったのはコーチに褒めてもらえたことです!「すごいやん」ってさらっと言ったコーチの一言が1番嬉しかったです!

巨人に負け続けても諦めずに何回も立ち向かい続けて良かったと思いました。笑


アイザイア・トーマス主催のキャンプでは、海外の子たちと触れ合い、NBA選手や海外のコーチに指導を受けられて、アメリカに行くからこそできたことを経験しました。その中でアメリカに向けて必死に練習しまくった自分のSKILLを認めてもらえたことは自分にとって大きな自信に繋がりました。


このアメリカでは、食事も生活面も他にもたくさんの経験ができて、私の中でバスケットボールだけでなく色んな意味で視野が広がった2週間でした。人生の大きな転機になりました。

次回はコーチとのマンツーマンレッスンのことを書きます!


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