KIKOコーチブログ⑤
中学1年生の2月くらいにコーチから奈良県選抜メンバー入りを目指してみたら?と言われました。
私は選抜メンバーがあることも正直しらなかったし、あまり関心がなかったです。
だから初めコーチに言われたときは自分なんかが入れるわけがない、、と半信半疑でした。だけど、選抜メンバーに入ってコーチに認められたいという思いが強かったし、SKILL ELMENTSから選抜選手の第一号になりたいという気持ちが大きかったので選抜入りをを目指すことにしました。
選考会後の中学の部活の新人戦で誰も予想してなかった(笑)奈良県でベスト4に入れて、(中学部活に関して詳しくは次回に、、)それが選抜選手として選ばれる最終的な選考基準となって私は奈良県選抜選手に選ばれることができました。
それをコーチに報告した時の、コーチの嬉しそうな顔をみれたことが私も何より嬉しかったことを覚えています。
でも、選抜に入ってからは悩むことばかりでした。
自分の武器であるドリブルを認めてもらうことができず、うまくいかないことがたくさんあって自信がどんどんなくなっていき、泣いてしまう日が多くなりました。自分の武器が本当に磨けているのか、通用するのか、、と不安になって、スクール中も集中できてないことが多かったと思います。そんな心身共に弱ってる時にコーチが次の夏にアメリカに一緒に行かないかと声をかけてくれました。それまで自分は選抜チームの中で結果が出ないことにばかりとらわれてしまっていたけど、コーチがポンッとさらに次の目標を掲げてくれました。コーチはそういう切り替えれるキッカケをいつも的確なタイミングで導いてくれる人です。そのおかげで色んな指導者の言葉に一喜一憂するよりも、自分が貫きたいドリブルをうまくするために努力することを怠っていたことに気づくことができ、選抜チームという枠に頭をいっぱいにするよりも、ドリブルという武器を持ちアメリカで挑戦するためにまた初心に戻って努力をし始めよう!と切り替えることができました。
そこからは、うまくいかないことがあってもネガティブにならずに、選抜の練習に対しても取り組めていたと思います。
うまくいかない時こそ初心に戻るのはすごく大切だなと思いました。
東京で行われた選抜の全国大会にはなんとコーチが東京まで見に来てくれました。
すごく嬉しかったけど、コーチが私の試合をみてくれることは初めてだったのでめちゃくちゃ緊張しました。
試合の前に少し話してくれて、『とにかく思いっきりやってこい!』という言葉をかけてくれて「よし!がんばろっ!」て思えて試合に挑むことができました。
色々ありましたが私がスタートで出させてもらってた奈良県選抜はベスト16まで進むことができました。
奈良県がベスト16に行けたのは初めてだったのですごくうれしかったです。
選抜では、正直しんどい思い出の方が多かったけどもっとドリブルを磨こう!と改めて思わせてくれた貴重な時間でもありました。
今でも交流のある仲間にも出会えました。
次回は同級生が初心者ばかりだった中学校の部活について話したいと思います!