京都府のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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2025.7.21 欠席連絡

2025/07/21 12:55
  




「ミニバスの練習を休ませる」というのは保護者にとっては大変なイベントです。


競技の練習は、「練習に欠かさず参加する」ということ自体が「休まないで続ける」という、その子の人生においての大切な「習慣」を作る経験になります。
その日の気分で行かなくてよかったり、親の都合で練習に行かないでいいと言われたり、では何に対してもそんなものかと思って育ってしまいます。


現実的な問題として、競技(他者に勝つ戦い)を始めた時点で、まずチーム内の競争が始まります。ユニフォームがもらえる(ベンチに座れる)か、ベンチに座っても試合に出してもらえるか、試合に出ても一瞬なのか長時間なのか。それはもちろん競技能力で決められるのですが、それより前に、練習を平気で休む子は選択から外れます。まっとうな指導者はそうします。

逆に、我が子が出ない試合を見るほどつらいことはありません。ゆえに、冒頭のイベントが大変なことになってくるのです。仮にその休みが一年に一回の家族旅行のためだとしても、指導者から見ると練習をさぼろうとしていることに変わりはありません。



福西ミニバスでは、そういう考えがあるのは私の頭の中だけで、保護者や子どもの意識としては「今日は他にもっと楽しいことがないからバスケにでも行こう」「こどもの面倒をただで半日みてもらえるから必要なときは行かせよう」が大半です。そして福西ミニバスでは「欠席連絡」がありません。

メンバーのほとんどが休むので欠席連絡に返事をするのは大変です。「了解です、お大事にしてください」「了解です、旅行楽しんできてください」「送迎できないせいなら私が迎えに行きます」「嫌がってる? ダメです。来させてください😠」などなど。
「こっちは欠席連絡をわざわざしているのに返事がないのはけしからん」と昔、保護者からひどく叱られたことがあって、ああそう思われるのかなとそれ以降全部に返事をしていました。


なぜか「家庭の都合」が当日の練習開始直前にたくさん発生したり「体調不良」が何日も前から申告されたり。「(チームメイトの)Aくんと一緒にお出かけするので」と連絡があったあとにAくんのお母さんから「体調不良で休みます」と連絡があったり🤭

それで、練習日前はちょっとした「欠席連絡」ノイローゼになっていました。自由とはいえ休むという連絡を大量に受けるのは気分がいいものではありません。それに連絡なく来ていない子には(事故の心配があるため)一人ずつ休みなのか電話で確認します。それもストレスになっていました。


それで今は、特に連絡をしないでいいことにしています。体育館に行って待ってても今日はだれか来てくれるかどうかも分かりません。何回か休んだらこちらからの連絡も控えます。休部とか退部の連絡も必要ありません。

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