裏切り者チーム 2024.8.4
京都は連日40℃近い猛暑が続く。
来週は珍しく練習試合に出かけるのだが、ちょうどお父さんお母さんの夏季休暇時期や帰省シーズンや塾の夏期講習とかと重なり、5、6年生はのきなみ来れず参加者が5人揃うのかという雰囲気。入ったばかりの小さい子たちばかりで5人だったとしても行くぞ!
というわけで、今日は試合に来られる子たちのためだけの練習。どっちに攻めるとかどっちを守るとかを教えないといけない。試合に来ない子たちは裏切り者チームとして練習相手(仮想敵)になってもらう。「じゃあ、裏切り者チームはビブス着て」「コーチ、さすがにその呼び方まずいやろ」「うるせ、早く着ろ」
試合を想定した練習はやっぱり、目的があってよい。他チームでは普通だけど、福西では普段はトラベリングでさえ笛を吹かない。ダブルドリブルの笛を吹くと「してへんで!」。この子は普段からダブルドリブルしかしていない。
この日教えたことは3つ。
①相手のボールになったら走って半分まで帰ってナンバーコールをする。
②スローインからボールを運ぶのは2人だけ。あとの3人は遠くに走ってボールに近づかない。
③デフェンスは相手からゴール方向に離れる。相手がボールを持ったら近づく。
パスカットを狙うディフェンスは不要だ。小さいうちはちゃんと相手に一度はボールを持たせてあげてほしい。
さて、理解されたかは別としていい練習ができたのと猛暑のため、いつもより1時間ほど早く練習を切り上げた。みんな帰らせて試合にでる子たちだけでシュート練習をしようとしたら、裏切り者チームだけで勝手にミニゲームを始めた。試合に出る子たちからもミニゲームに加わる裏切り者がでて、リングにボールが届かない初心者の子たちだけでシュート練習をした。ボードに当てたら成功。
来週の試合には出るけど今日の練習に来ていない子も何人かいる。やれやれだ。