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ボースハンドシュート

2021/10/24 14:00
  

男性のコーチが技術的に女子選手にかなわないものがあります(たぶんですよ)。それは、ボースハンド(両手)シュートです。覚えて間もない女の子と勝負しても負けます。まっすぐ飛ばないんです、遠くからは比較的大丈夫ですが、フリースローラインとか近くの両手シュートは無理です。教えたり、アドバイスはできるんですよ。でも人生で両手シュートを毎日何百本も打ちました、なんて経験がないから体や脳にまったくインプットされていません。小学生の女の子は最初から「とにかくまっすぐ打ちなさい」と言われて練習しているので、不思議とまっすぐ打てます。

ゴールに向かってまっすぐ飛んでいないシュートは入りようがありません。まっすぐ飛ばすためにはきれいな逆回転がかかっていないといけません。だから、きれいな逆回転が一番大切です。低学年の子どもは、逆回転ができていてもシュートがゴールまで届きません。すぐに体が大きくなるので放っておいたらよいですが、本人はどうも気に入りません。何回も何回も打つうちに、いつの間にかタイミングを体得して届くようになっています。

今日、摩訶不思議なことがありました。春に新しく入ってきた男子が、何をやらせてもそつなくこなすのに、何ヶ月たってもセットシュート(男の子は最初からワンハンド)だけ下手なままです。ものすごく下手です。その子が、チェストパスをしているのを何気に見ていたら、ずっと右足を出しています。普通、初心者は利き腕の反対側の脚を出してパスをするものです。
「おまえ、まさか、左利きか?」
「そやで」
「なんでこれまで右でシュートしてたの!!」
「言われた通りしてただけやけど」


確かに、私は右利きなので、右のシュートを教えましたが!!!!!
左で打たせてみたら…上手でした。

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