ミニバスの技術指導 5
提供元:福西ミニバスケットボールクラブ
2021/10/15 16:48
チェストパス②
「強いパスをする」
強いパスがだせるチームは強いパスを受け取れるので、ボールを相手に取られることがありません。チームが強いかどうかはパスの強さ(スピード)で分かります。ミニバスや中学バスケの得点のほとんどがパスカットからフリーのドリブルシュートという展開で生まれます。攻めているときは誰も守りについていないので相手にとって一番チャンスなわけです。ガード(司令塔)の子が強いパスをできないチームはいくら練習しても勝てません。
さて、多くの子が強いパスが受け取れません。ボールがくると目をむったり、顔をそむけてしまいます。3メートルほど後づさったりもします。「お母さん、この子はだめです。バスケに向いてません。連れて帰ってください」「いやです。なんとかしてください」「おーし、じゃあ絶対逃げるなよ!」 でも、両手ではさむようにボールを受けようとするので、はさみそこねたボールは自分の顔めがけて飛んできて、そむけたはずの顔に当たります。「こうなったら命がけで逃げるしかない」