ゴールを背負う競技 2
提供元:福西ミニバスケットボールクラブ
2021/10/06 12:58
週1回練習するかどうかという福西ミニバスのようなチームと、全国を目指しているようなチームが試合をすると、相手のゴールが決まったあとエンドラインからの自分たちのスローインは全部そのまま相手に取られてしまいます。これは、強いチームは、自陣側でなく相手側でじゃまをするので、エンドラインからパスをする子から味方の選手が誰も見えないからです。4人全員がパスをもらいにボールの近くに行って、全員が邪魔をされているという悲惨な状態が試合の間ずっと続きます。
でもこれは逆に言うと「本来守るべきゴール側には誰も守っていない」ということなんですね。そこにパスすれば誰にもじゃまされずに楽勝でドリブルシュートができるのです。でも、こどもなので、大きなバスケットボールをそこまで投げられません。それで、自分のゴールを守らずずっと相手の陣地でじゃまをするといったごちゃごちゃとしたバスケが続きます。弱いチーム同士でもそんなことになるので、自陣に下がって、ゴールを背負って守るという感覚は、なかなか身につかないんじゃないかと思います。