現在の練習場所 2021.2
コロナ第3波による緊急事態宣言で、2021年の1月からまた体育館が使えなくなりました。3月は卒業式準備などで通常でも体育館が使えないので、このまま今年度は終了になりそうです。
今年度のメンバーには6年生が10人(全部女子)いるのですが、ずっとコロナ渦中でまともに体育館が使えない期間が長く、やっと使えるようになってからも接触する練習ができなかったりと、厳しい一年でした。練習は、ドリブルとシュートとハンドリングとフットワークなど。いわゆる対戦(1対1から5対5まで)ができないので、競技であるバスケットホールを経験、理解せずに卒業してしまうことになりそうです。
個人のスキルやワザよりも、この「対戦意識」がないまま中学で競技を行うというのは、本人たちにとって一番つらいところです。しんどくても休まないで走らないと勝負にならない、ボールは自分でとりに行かない限り試合中一度も触れられない、など基本的な競技意識がないままだと、本当に100対0の試合を中学の間ずっと続けないといけないことになるからです。
せめて、今守る場面なのか、攻める場面なのか理解していないと、試合になりません。冗談のようですが、どっちのゴールに攻めてる?どっちのゴールを守ってる?のかすら、対戦経験がないとわかりません。わかったとしても、相手ボールになっても守らないで、ずっと自分の攻めるゴール下で手をあげて待っている子もいます。そりゃみんなシュートをしたいので、そうするでしょう。
そんなチームでも、ミニバス(小学校)のうちに他チームと試合をさせてもらって、まったく試合にならないことがわかると、それなりに悔しかったりして少し意識も変わってくるのですが、今年度はそれもまったく叶わなかったので、ゆるいままです。
とはいえ、今の6年はみんな4年あたりからずっといっしょに練習してきて、最後まで誰もやめなかったが一番の宝物です。