就活において大きな遅れを取っています。新4年の松前です。

この遅れを巻き返せるのは北京オリンピックのウサイン・ボルトか僕くらいです。

個人的な話になりますが、4月はあまり好きじゃないです。環境が変わって、新しい人と関わることが増えてコミュ障の自分は結構疲れます。

いっその事新しい人と話す時のテンプレートを考えてそれを使い回そうかなと思ったりします。

でも、少しワクワクしている自分もいます。どんな人と出会うのかとか、どんなことが始まるのかとか。

ちょうど約2年前に、自分はなんの変化もなくて退屈な生活を抜け出したいと思って部活に入りました。

やっぱり変化があるから人生は面白いですね。

それではこの辺で…

と思ったのですが、今回はまだ書きたいことがあるのでもう少しだけ僕の話に付き合って欲しいです。

最近部活に来てくれて、圧倒的な存在感を放っているマルヨシリュウキの兄貴との話です。

名前はマルヨシショウキで、自分や親ちゃんと同じ桜丘高校バスケ部の同期です。あだ名はマルでした。

マルとは高1の頃は同じ部活だったけど、2人きりだと気まづいくらいの距離感でした。高2年の時に同じクラスになって仲良くなれたのを覚えています。

マルと自分は笑いツボが同じですぐに仲良くなれたと思います。高2の時のクラスは本当に楽しかった。マルとほかの友達とみんなで集まって学校でも休みの日も勉強を忘れて遊びまくってました。

マルは自分に色んな事を教えてくれました。その中でもバスケと勉強を特に教えてくれました。バスケのことをなんにも知らない自分はマルによく質問していたし、マルはたくさんアドバイスをくれました。マルは意外と勉学に真面目だったので授業中やテスト期間に分からないところをたくさん教えてもらいました。

今自分がこうして金沢大学に通えていること、大学でバスケをやろうと思ったこと、バスケが楽しいって思えることも絶対マルのおかげだと思います。

マルはいつも全力で感情むき出しで、不器用だけど真っ直ぐで優しい男って感じでみんなから好かれていました。

大学生になってからは、マルは大阪の大学に進学したこともあって疎遠になっていました。

マルと最後に会ったのは去年（2023年）の1月に成人式の日の夜に片町で会いました。高校の時と全然変わってなくて安心したのを覚えています。

去年の7月にマルは交通事故にあって亡くなりました。

初めは全く実感がなくて。マルの家で遺影を見た時にどしんと来るものがありました。

マルは自分に色んなことを教えてくれたのに、自分はなんにもあげられませんでした。マルに申し訳ないし、自分が情けないです。マルに支えられてばっかりの雑魚です。

いつまでも落ち込んでくよくよしててもなんにも意味が無いので、マルが教えてくれたバスケを頑張ろうと気合いを入れて今年度の部活に励んでいます。

そしたら最近になって弟のリュウキが金沢大学に受かって部活に来てくれるようになりました。リュウキの動きはマルと似てるところがたまに垣間見えて少し懐かしいです。まるでマルとバスケしているみたいでめちゃくちゃ楽しいです。

学生バスケは今年で最後だから、もっとショウキとリュウキとバスケがしたいからAチームで練習がしたいし、試合に出たいです。いや、出ます。出て暴れてやります。そんでマルには高校の頃よりもめちゃくちゃ上手くなった姿を見てて欲しいです。

読んで頂きありがとうございました！🙇