一陽来復
提供元:金沢大学男子バスケットボール部
2024/03/14 11:43
皆様ご無沙汰しております。
1年の後藤です。
最早2年のごっそと行った方がいいのかもしれません。
春になりました。
別れをあまり感じない春になるはずと久しく思っていました。
雪が溶けると春になる、とどこかで聞いたような気がします。
どこの誰がそんなことを言い始めたのかは知りません。
僕も『フルーツバスケット』でしか聞いたことないんですから。
思えば9月。残暑が残る秋の入口に、桜の樹の下に埋まるモノのブログを書きました。
如何にも季節外れだったなと、今になって思います。
「季節外れ」と言います。でも「秋外れ」とは言いません。
本来あるべき秋に春が侵入し表現されている。
外れているのは秋のはずなのに。
きっと季節ごとに言い換えるのが面倒くさかったのだと思います。
今はやっと桜の木も屍体を下に気合いを出す頃合です。
つまりあの日から、1年が経った。
年月が過ぎるのは早い。いや、振り返れば結構長かったようにも思います。
年月は過ぎるものですが、季節は巡るものです。
失われた年月は帰ってこないですが、季節はまた1年後に出会うことができるから。
言葉には色んな捉え方があって、でも如何にも偽善的だと思います。
比喩的な言葉に魅力を感じてしまうから。
曖昧で事実を真っ直ぐに伝えないような言葉で十分だと思ってしまうから。
春が明色の花々と友であるかのように、暗意に自身の意図を伝えようとするような言葉。
光の伸びた先には影があるように、言葉に持たせた意味がより明確に伝わるようにした言葉。
でもやっぱり面白くて、向き合うべきこと。
最近、自分がもっと言葉を上手く使えなければならないと思う機会がありました。
言葉は自分自身の人間性を示すものであると言ってくれたから。
言葉を重ねることは、鮮やかな絵の具でキャンパスに色を重ねていくことだと思うから。
いつかたくさんの人が綺麗と呟くような絵になれるように。
さて。何言ってるんでしょうね。僕は。
「ごめんて何度も言われるより、ありがとうって1回言ってくれた方が相手は満足するの。謝ってほしいんじゃなくて、してあげたくてしたことなんだから、ね」
『Re:ゼロから始める異世界生活』(エミリア)
好きな言葉。
そういえば自分が一番好きな小説のヒロインはそんなこと言っていた。
胸を張ってこの言葉が好きだと言える人になる。
そう誓って。
夜中強い雨が降った。
花はまだ散らずに残っているだろうか。
怒涛の1年間。沢山の経験をした。
花はまた1年の時を超えて、より強く蕾を付けるはず。
まぁ夜が明けても、暖かくて布団からは全然出れないけどね!!
とりあえず明日から国公立大会!
目指すは優勝!!!
溢れ零すか、花咲くか。
イメージは言語化してなんぼやな。
勝った時のイメージ。成功した時のイメージ。
自分がこんなプレーして、こんな活躍して、試合が終わったらこんな喜び方をして。
魔法はイメージの世界。
イメージできなきゃ実現できない。
逆にイメージ出来れば実現も可能だって。
どっかのフリーレンが言ってました。
自分ならできるはず、ではどんなことが実現できるのか。
イメージの中でちゃんと言語化して、そうしたら自ずと自分のやるべきことも分かってくるかもしれません。
自分の理想の姿がわかってくるかもしれません。
では宿へ安全に着くことをイメージして
いざ福島へ出陣だぜ!