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サンキュー‼︎

2024/03/10 23:20
  








































2024年3月8日突然の訃報が届きました。『ドラゴンボール』の原作者である鳥山明先生が今月3月1日に亡くなっていたということが発表されました。自分の中ではあまりにも悲しい出来事で実感がなくてまだ整理が追いついていない状況です。








鳥山先生のご冥福を心よりお祈りします。










この『ドラゴンボール』という作品は幼少期から家族や友人の影響を受けて見始めて、自分、上出翔太の核をなしているものと言っても過言ではありません。





すみません。自己紹介がまだでしたね。2年生ドラゴンボール大好き上出翔太です。









もちろん鳥山先生が人間である以上、死という運命から逃れることはできません。しかしドラゴンボール作品がいつまでも続いていくということを当たり前だと思っていたし、願っている自分がいました。









ドラゴンボールの主人公である孫悟空の声優の野沢雅子さんは87歳で他の声優さんも高齢化、亡くなっていたのに原作者の鳥山先生が亡くなるなんて夢にも思ってませんでした。恥ずかしながら鳥山先生が68歳ということも知りませんでした。










ドラゴンボールは連載開始から何十年も経っているのにドラゴンボールの世界が無限に続くと思っている自分がいました。最近もドラゴンボール超ヒーローの映画が公開されていたり僕たちドラゴンボールファンにとってどこまでも身近なものであったことは疑いようもありません。










鳥山先生の偉大さについて少し語ろうと思います。鳥山先生は漫画を読むとバカになるという時代からスタートして漫画『Dr.スランプ』、『SAND LAND』、『ドラゴンボール』といった数々の名作を生み出しました。








その影響は日本にとどまらずいまだ海外でも人気の作品となっています。ドラゴンボールの単行本の累計発行部数は現在世界で2億6000千万部にのぼります。いかに鳥山先生が偉大なお人であったかがわかります。









鳥山先生の凄いところといったらやはりキャラクターデザインですね。ちょっとオタクっぽくなっちゃうんですけど1番大好きな作品なので許してください。鳥山先生は本当に絵が上手い。これにつきます。ドラゴンクエストのキャラクターデザインも担当され、あの「スライム」の生みの親とも言われます。









本当に個性的なキャラクターが多くて一度見ると忘れられないようなキャラクターデザインとなっています。それはそのはず、敵が人間ではないキャラがおおくて、髪の毛がないからです。








鳥山先生はかなりの面倒臭がりという説があり、戦闘シーンも荒野が多く、敵キャラクターは大抵髪がありません。ピッコロ(マジュニア)、フリーザ、セル、ブウなどには髪がありませんよね。








映画のボスであるガーリックJr.、スラッグ、クウラ、ジャネンバ、ヒルデガーン、ビルス、ゴールデンフリーザ、セルマックス、ガンマ1号・2号についても髪の毛がありません。








これだけ髪の毛がないキャラクターが多いのに全くみてて飽きませんよね。それが本当にすごいと思います。









キャラクターの魅力はこれにとどまりません。かめはめ波をはじめとして数多くの必殺技があります。思わず叫びたくなってしまう必殺技名も本当に心打たれました。






必殺技のシーンも本当にかっこよくてかめはめ波のポーズなんで世界で1番有名なんじゃないかって思いますね。どこからそんなポーズが思いつくんだろっていうのがいくつも溢れてます。トランクスが初登場シーンでメカフリーザに見せた「バーニングアタック」の腕をシュババってやってるところ、伝わってくれ、、、なんかもう男の子の心を揺さぶりまくりでした。









個性的なキャラクターに個性的な技の多さ、それでもってドラゴンボール最大の魅力といってもいいのが変身ではないでしょうか。敵も味方もパワーアップして戦う際に見せるのが変身です。もうこれ本当に最高ですよね。ナメック星で覚醒したスーパーサイヤ人。変身シーンがもうかっこよすぎて全身からぞわぞわっとして鳥肌全開でなぜかわからないけど身体中からパワーがみなぎるような感じがしたのを覚えています。もちろんその日は興奮してなかなか寝れませんでした。










このキャラクター、必殺技、変身をさらに読者に印象的に伝えるのが鳥山先生のすごいところである戦闘シーンの描き方、伝え方だと思います。



これは、地球にサイヤ人が襲来した際に地球にいた戦士達が手も足も出ないときに、あの世から強くなった悟空が帰ってきて戦うシーンですが、だれが見てもわかる戦闘のこの描き方こそ鳥山先生らしくて本当に最高です。









続いて他の漫画家がこぞって真似した表現がこちら。



これはナメック星において悟空とフリーザが戦っているところで、界王拳という悟空のパワーアップ形態でやっとフリーザと戦えている状態です。この界王拳は身体への負荷を代償にこの時の悟空は1倍から10倍までの界王拳を使えました。当時悟空が10倍と言っていなかったことから登場人物含め読者も1倍で戦っているものだと思い込んでいました。そして使われたこの上げて落とす。もうこれは絶望感が凄すぎます。こんな表現がたくさん湧いてくるその才能には尊敬しかありません。










漫画大国といわれる日本でその漫画家たちが天才と絶賛するのが鳥山先生なのです。今回の出来事は残念で悔やまれる出来事ですが、これを日本の損失という言葉で括ってしまうのは嫌いです。










鳥山先生もまだまだやり残したことが多いと思うし残念でなりません。ニュースを見ているとフランス大使館がコメントしたりと世界中で愛されていたんだなって改めて思います。








なんかドラゴンボールがこの世界には本当にあって7個集めたら神龍がでてきて鳥山先生が生き返るような夢を見ました。ファンタジーな世界観で世界中に夢と希望、幸せを届けてくれたと思います。







鳥山先生がいなくなっても鳥山作品の魅力が消えることはありません。今秋には完全新作アニメの『ドラゴンボールDAIMA』が放送されることが決まっています。楽しみに楽しみに観ようと思います。








これだけ好きだからこそ熱くそして重く語ってきたんですけど、最後は鳥山先生の押し付けがましさのなさっていうところを全面にしておわろうかなと思います。









友情、愛情、信頼、正義を語りたがるこの世の中でそれを見せつけてこない、なんというかサラッと見せる鳥山先生の性格のカッコよさみたいなものがあります。そこがまた大好きなのです。









昨日卒業した4年生を送り出す会がありました。4年生への思い、偉大さを語りたいところなのですがもうすでにかなりの長さになっているし、当然語り切ることもできないので、ドラゴンボールと、鳥山先生らしさそして敬愛を込めてこの言葉で締めたいと思います。










サンキュー‼︎ドラゴンボール‼︎!4年生‼︎‼︎
またな!

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