蟷螂
あけましておめでとう。この挨拶ももうほとんど今更というくらい新年明けてから日が経ちましたね。新年早々地震や津波で慌ただしく2024年がスタートしました。
名乗り遅れました。2年生の上出です。成人式を含む年末年始の休みが終わって練習が始まりました。お正月太り、2週間近く運動してないこともあって思うように体が動かない。
そんな中みんな体から動いていて、シュートも入っていて大学までバスケをする人はやはり違うなと思わされました。
さて、タイトルにある漢字読めた方いらっしゃったでしょうか。蟷螂…カマキリと読みます。
この年末年始休みすることがなくて、まあ正確にはあるにはあったんですが、地震のこともあり延期になったり、中止になったりしてかなり時間を持て余していました。
特に筋トレをすることも、体を動かすこともなかったわけですが、とある漫画を読んでいました。
『範馬刃牙』を読みました。史上最大の親子喧嘩を描いた作品で、戦闘シーンで胸が熱くなったり、次から次へと強い人や動物がでてきます。
戦闘の描写も細かくて読んでいるだけで漢としての本能をくすぐられるような気がする、そんな作品です。
そんな作中で主人公の刃牙はライオンよりトラより羆より強い地球上最大のアフリカゾウをたった1人で倒した父に対抗するために選んだ相手、それが100キロのカマキリでした。
確かに昆虫は今のサイズだから人間にとってみれば、か弱く思えるかもしれないが力、跳躍力など同じサイズ以上だと考えるとすごく恐ろしいものに豹変する。
そんな昆虫の中で狩りを専門とする戦闘はプロといえば蟷螂になるだろう。刃牙はそんな100キロにもなる蟷螂を相手に戦う。
この戦闘シーンをすごく迫力があって見るだけでもすごく興奮した。ぜひ見て欲しいです。
ってな感じで刃牙を読んでいたわけなんですけどこれバスケにも繋がるなーって思った部分があります。
まずはやっぱり蟷螂を含む昆虫のように何かに特化することだと思います。そりゃシュートもドリブルもリバウンドもできて走れて賢いバスケをしたいとは思います。
そんな器用な人間なら初めからこんなこと考えてないと思います。自分が大学で通用するバスケをするってことは何かに特化する必要があると考えました。
チームに必要な存在となってここって場面で求められるプレーをしてチームを活気づける。これをやっていかないといけない。
チームの1人1人がそれぞれ何かに特化して試合で通用する武器を持つことで、チームの中の大体なんでもできる人を中心として化学反応が起きてチームがもっと強固なものになって行くと思います。
あともう1つ伸ばさないといけないなと思ったのは対応力です。作中でもピンチを迎えて一見無敵なんじゃないか、もうダメなんじゃないかと思うシーンがあります。
どうやって100キロの蟷螂を倒したかというのは是非ご自身で読んで欲しいのですがまあすごいのが対応力です。
どんな人にも相性の良し悪しはあると思います。そういうときに相手がされて嫌なことをするだけじゃなくて、相手の不得意なことをさせるっていうのも大事だと学びました。
ってなわけですることがなくてゴロゴロ漫画を読んで過ごした年末年始でしたが、今年で3年生になります。
早いような遅いような。でもまだまだなりたい自分には程遠いし、上級生としてお手本とならなければという自覚を持たなければいけません。
今年も1年やれるだけのことはやります。