武尊vs天心
I こんにちは、1年の齋藤です。
みなさん、先日行われた世紀の一戦、武尊と那須川天心の試合は観ましたか?
僕は友達と集まって、歴史が変わる瞬間を見届けていました。
数々の感動的なシーンの中で、僕達の心を一番強く動かしたのは、あのシーンでした、そうです、
野田洋次郎が出演したシーンです!!!
そうなんです、実は野田洋次郎が彼らの試合を観戦しに来ていたんです。
タイトルに誘われてこの記事を読んでしまった格闘技ファンの皆さん、ほんっっとうに申し訳ないんですが僕は1ミリも格闘技に興味なんてないんです。
というわけでRADWIMPSのボーカル、野田洋次郎の魅力を、ほんの少しだけ紹介してみたいと思います。
父親は一橋卒、母親はピアノに非常に長けていて、幼少期にはアメリカに住んでいた経験もある彼の恵まれた家庭環境は、天才的なボキャブラリー、類い稀なる芸術的センスだけでなく、高い感受性や、多くの人から愛されるような人間性を育みました。
彼が作るものはいつだって、他の人には真似できない、ユーモアや素晴らしい人間性が隠れているんです。
例えば彼らの6枚目のアルバム、「絶体絶命」は、一見ネガティブなタイトルに見えるかもしれません。
ですがタイトルのへんとつくりをバラバラにしてみると、「系色体、系色命」、「愛しき体、愛しき命」になるんです。
こんな仕掛けが彼のあらゆる作品の至る所に隠されているんです。
さらに彼のすごいところは、全ての人の幸せを願う彼の歌詞は、口先だけじゃないということです。
東日本大震災の直後、彼は義援金プロジェクトを立ち上げ、被災者を支援し、その後10年間、震災を嘆き悲しみ、被災者を応援する曲を、10年間書き続けました。
こんなことをすぐ行動に移せるのは、誰にでもできることではありません。
ここまで、ちゃんと語ったら夜が明けそうな野田洋次郎の魅力を少しだけ紹介してきましたが、もっとRADのことが知りたくなってきたと思います。
そんな人は是非、野田洋次郎のエッセイ、「ラリルレ論」を読んでみて下さい。
そろそろRADの曲が聴きたくなってきた頃だと思うので、僕の好きな曲を一つ紹介して終わりたいと思います。
「トレモロ」という曲なんですが、僕がRADの曲で初めて出会った曲です。
歌詞も曲調も神がかっていて、いろいろ思い出が詰まった曲でもあり、僕の中ではまさに、原点にして頂点です。
聞いたことがない人は是非一度聴いてみてください。
それでは、止まらなくなりそうなのでこの辺で。