ニューバッシュの靴擦れがエグい件
こんばんは、4年の中村です。
みなさんには理想の人物像や憧れの人などはいるでしょうか。
僕がすぐに思いつくのは3人の人物です。
まずはタモリ、次にダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンド、そして去年の1月に事故で亡くなったコービー・ブライアントです。
タモリと007はさておき、今日はコービーのことを少し書こうと思います。
僕はこれでも小学校3〜4年の頃からバスケットをしていますが、今思い返すと、大学に入るまではバスケに費やした時間の殆どがシューティングでした。
小学生の頃は学校が終わると走って家に帰り、ミニバスの用意を持って自転車で学校へ戻って、夜の練習が始まるまで外のゴールでシュートを打っていたのがとても懐かしいです。あの頃の自分には、頼むからもっと一対一のスキル向上やチームプレーの勉強に時間を使ってくれと言いたいです。ほんと頼むから。
本格的にワンハンドのシュートを練習し始めたのは5年生くらいからでした。しばらくは誰を参考にするでもなく、とりあえずたくさんシュートを打っていたように記憶しています。
いつからコービーが出てくるのかというと、「バスケットボール シュート大全」という本に出会ってからです。簡単に言うとシュートの教科書のような本なのですが、その中で1つの理想的なフォームの持ち主としてコービーが挙げられていました。
それ以来、コービーの動画を見れば見るほどそのシュート(もちろん他のプレーもですが)の美しさや精度に惹かれるようになり、自分のシュートとコービーのを見比べては修正するという感じでシューティングに取り組んでいるうちに、気がつけば高校を卒業していました。
そして大学に入学してタートルズ に入部し、なんやかんや色々あって退部し、なんやかんや色々あって再入部した翌年の1月に、コービーが事故で亡くなりました。
バスケをしている多くの人にとってかなりショッキングな出来事だったと思いますが、僕ももちろん例外ではなく、今でもニュースを見た時の衝撃は忘れられません。バスケに関して今まで見てきた動画の殆どがコービーの映像で、僕にとっての1つの目標でヒーロー同然だった人物が41歳という若さで、しかも航空事故という稀な出来事によって命を落としたというのが信じられず、しばらくはよく分からない不思議な気持ちを抱えていました。
ところで今日は007の最新作"No Time To Die"を観てきたのですが、終盤のワンシーンで「存在するだけでなく、生きることに意味がある」という台詞がありました。僕は今ブログを書きながら、この言葉にコービーのことを重ねてしまいました。短い生涯の中で数えきれないほどのプレイヤーに影響を与え、沢山の人々に感動をもたらしたコービーは間違いなく本物のヒーローだったし、これからもそうであり続けるでしょう。
来週から今シーズン最後の大会が始まります。
新チームの糧となるものを少しでも多く残せるような、記録にも記憶にも残る終わりを迎えたいです。
12月までこのチームで、あのよく滑る体育館で、もう少しバスケしましょう。
それじゃあ、今日のブログそろそろ終わってもいいかな〜?