魔法のことば
若い時、生徒たちを飛躍的に伸ばす【魔法のことば】…何かないかな…と、探していた時期がありました。
自己啓発本を買ったり、人の言葉を真似したり…
表向きの言葉を探していた時期がありました。
結局、自分に残ったのは、自分の生き方に共感する考え方と言葉だけでした。
座右の銘は…『出逢いに感謝』
初めて勤めた学校で、尊敬する先輩にふと自分の心から出た言葉でした。出逢いを無駄にせず、大切にすることで、今までの人生、素晴らしい出逢いに助けられ、成長させていただきました。
経験を重ねて…
【魔法のことば】
としてではないですが、よく使うおすすめの言葉はあります。
『ありがとう』『ごめんなさい』
若い時に使い方を知らなくてはいけないのは…
『ありがとう』『ありがとうございます』
『ごめんなさい』『すみませんでした』
…と、子どものような話ですが、これがとても良い出逢いと習慣を生みます。
サッと出てこない中年になったら大変です!若い時から連呼です!!
全世界共通の当たり前の【ことば】でごめんなさい。
そして、年を重ねてきた今…
大切にしている言葉は…
『頑張って!』『大好きだよ』
…この2つです。
『頑張って!』『頑張って!』
今日のマラソン大会で、飛び交っていた【言葉】です。
『頑張って!』
この声をかけて、素直に『ありがとうございます!』と思える人は、真っ直ぐ目標に向かっている人間です。
もし、うっとおしいと感じる人間は、仕方なく嫌々取り組んでいる人間です。
目標に向かわずに、ただ頑張っている人間、出来れば辞めたい人間に対して『頑張って!』という言葉は、苦痛でしかなくなります。
だからこそ、『頑張ってな!』という言葉は、日々、生徒たちにかけて、様子を見るようにしています。苦笑いしたり、下を見る生徒は、たいてい目標を見失ないかけています。
そして…
『大好きだよ』
家族には当たり前のように日々声をかけています。子育ての方法はそれぞれでしょうが、ひとりひとりが必要だと伝え合うことは、とても大切です。
家族、友達、仲間…それぞれを尊重しながら生きていく上で、それぞれが必要だという想いと【言葉】は必要です。
さすがに生徒たちに『大好きだよ』とは、声をかけないですが、強豪チームになりつつある今のチームでは日々、朝から晩までバスケットボール部の為に生徒たちが必死に頑張っていて、生徒たちそれぞれがチームに必要な存在になってきつつあります。仲間たちは、お互いが大好きだと体育館で伝えあっている真っ直ぐなチームになりつつあります。
魔法のことば…とまではいかないですが…
指導者としての大切な言葉は…
『頑張って!』『大好きだよ』です。