西播選抜、中播選抜チーム来校
年末、練習試合をしたジュニアクラブチームが全国大会で頑張っていました!
また、忘年会で語り合った大阪KAGOクラブのコーチとも面白い話ができましたが、中学バスケットボールをとりまく環境はすごい変わりましたね。
日本全国のバスケットボールのレベルは、このような取り組みで順調にレベルアップしていくと思います。NBAで活躍する日本人が2人も現れる時代が来るとは夢にも思いませんでした!
この環境の変化で、熱心な子どもたちや親は増えています!バスケットボールでプロを目指す子どもたちは増えていくと思います!
U 15クラブバスケットボールゲームズ
ジュニアウインターカップ
https://juniorwintercup2022-23.japanbasketball.jp/
しかし…
ここからは、僕自身の個人的な本音です。
バスケットボールでプロを目指して、バスケットボールで食べていくことは本当に大変なことです。NBAで活躍する2人も、2mオーバーです!
バスケで夢を掴む為には大変なことです。
子どもたちが大人になるまでの貴重な時間の中で、バスケットボールのプロを目指すところに進ませることが本当に良いのか?彼らが勉強する時間は?恋愛する時間は?、考えさせられます。
自分は今まで、バスケットボールを子どもたちが成長していくための手段として活用して来ました。
バスケットボールを通して、忍耐力、コミュニケーション、協調性、達成感、そして、一生の友達。多くの子どもたちに関わり立派な大人になっていきました。
部活動は、子どもたちを育てるため重要な役割を果たしてきたと思います。僕自身も昔…バスケ部に行くことが生き甲斐で学校に行っていました。
部活動からクラブチームへ移行することは、ただバスケットボールを教えるというだけに注目すると、未来に大きな代償を払うとも懸念しています。
〝部活動はブラック、校則はブラック〟〝ブラック企業〟と騒がれているニュースを見た後…
〝国のために命懸けで戦っている〟というヨーロッパのニュースを見比べると…、今は時代が違うから…と、子どもたちの機嫌をとって弱い人間を育ててしまっている教育には考えさせられます。
いち保護者として
『子どもには学校生活を通して逞しく成長してもらいたいです。』
昔の指導…殴る、蹴る、追い込む方法とは違えど、子どもたちを逞しく育てていく方法を教育現場は試行錯誤して見つけています。
今も昔も…
【自らの人生を逞しく躍動する人間育成】
これが教育の根底ではないでしょうか。
未来を生きる子どもたちを育てるために、教師の先輩方が頑張って来られた〝部活動〟には大きな価値があるものだったのでしょう。
今日の中学生チームの先生方は、決してプロを養成する為ではなく、子どもたちの成長の機会として今日も連れてこられていました。
やっぱり…バスケットボールは子どもたちを育てるものですね。
龍野北高校バスケットボール部の生徒たちは今、国公立大学、大企業、電気工事、土木施工、看護師、公務員、消防士など、自分が希望する進路に向けて勉強しながら、大好きなバスケを通して人間力を成長させています。
子どもたちが、真っ直ぐ成長するための場所が、部活動なんだと考えています。
クラブチームを立ち上げていく若くて熱い指導者と、子どもたちを育てる方法を見つけてきた部活動が連携していくことが必要だと思います。