バスケを全力で取り組む意義
提供元:龍野北高校バスケットボール部
2022/11/30 06:30
考査1週間前です。
バスケで食べていくわけではないので、勉強して、自分の未来を切り開いていかなければいけません!
バスケ部で成長した力は、ここから巣立っていく先で必ず生きる力です。
◯我慢、継続して得てきた忍耐力
◯仲間と共に得てきたコミュニケーション能力
◯何度も壁にぶつかり登って得た問題解決能力
◯自分の技術を伸ばす為に考えた思考力
◯仲間と協力してきた協調性
◯目標に向かって挑戦してきたチャレンジ精神
◯チームを引っ張って来た得たリーダーシップ
…どの能力も、どの世界でも社会で求められる能力であり、彼らが将来の武器にできる生きていく力です。
この力を使う場所は…
彼らが『勉強』をして、手に入れて欲しいです!
バスケの指導者として、どの世界でも求められる人間を育成していきます。だから、自分が花開く場所を自らの手で掴み取ってもらいたいです。
部活動の地域移行化がすすんでいくようです。
これから、日本の文化でもある部活動にメスがはいりますね!サークルのような部活動が増えるでしょうね…。昔、感動したスクールウォーズなんて、とんでもないパワハラなんでしょうね。
私は、部活動の顧問がしたくて教師を目指しました。だから、部活動顧問が足りなくなっている現状は悲しい話です。
自分をここまで育ててもらえたのは部活動であり、中学高校生活で一番頭に残り、一番仲間を作ったのがバスケットボール部です。関わっていただいた先生方には、心から感謝しています。自分は今、恩師への恩返しのような気持ちで、高校生たちに向き合っています。
日本の〝部活動〟自体が、世界から見れば変な取り組みでしょう。
アスリートを育成することに特化しておらず、指導者のエゴで厳しく指導しているように見えて、アラパゴス化と言われても仕方ないギャップがある活動です。
これは、戦後の教育が、子どもを成長させる方法として、部活動を活用してこられた成果だと思います。兵役のない国事情の中で、いち人間をしっかり育てていく方法として、取り組んでいかれたのだと思います。
少子化、引きこもり、不登校…昔は問題なかったことが起こっている現代の問題は、昔の教育に打開策があるかとも…考えさせられます。
クラブチーム、外部指導者など、【学校】【教師】を離れた部活動の育成が始まる中…
いつか…世界中が日本の部活動による育成を参考にする日がくるのでないかと信じています。
未来の日本を支える子どもたちには…
【目標を持って、仲間と全力で取り組む】
大好きなバスケで、最高の高校生活を生きてもらいたいです。