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愛と勇気について

2022/11/07 23:29
  

一晩明けるといろんな事がまた頭の中で整理される。


なるほどなー

やっぱり不思議な負け試合はないものだと

あらためて思えたりします。

今日、学校で同僚の先生と話しながらまた考えたりしていた。

そういう時間を経て、螺旋階段をまたくるくる回っていく。

そんな感じです。

螺旋階段だから

前と同じ景色だなと思っても、その時の前よりは少し上の景色が見えているといい。




ギリギリの、ギリッギリのとき、

結構自分でも気づかない自分が出たりするもので

昨日の試合でも、5人とも、あまり見たこともない形相だったりした。

そうやって殻を打ち破り、脱皮を繰り返すんだろうと思う。

大人だとその周期はえらく長い時間なのだけど

高校生のこの周期は、目まぐるしく早い。

「日々脱皮」は羨ましいくらい。

これを成長と呼ぶんだろうなと思う。


と、そこに「結果」が伴う時とそうでない時の違いはやっぱり日常にあるんだと思う。



よく選手には

「突然、試合で、見たこともないことをしない」

と伝えます。

逆に言うと

見たこともないチャレンジをするのは

うちの体育館での毎日に置く、という約束。

この自分との約束は、なかなか難しい。

だから毎日がチャレンジ。

トライ、リトライ。その繰り返し。



あらためて「愛と勇気」。


殻を破ろうと〝よーし、やってやる!〟が勇気。

友達のそれを感じて〝いいな。あたしもやる!〟が愛。


こんなこと言ったら笑われるかなと思っても言うのが勇気。

それいいね、よく思いついたよね、と寄り添えるのが愛。


誰かが水をこぼしたらパッと動いて手伝うのが勇気。

その優しさに何かで返そうとするのが愛。



愛があるから、他者も自分も大切に思って踏み出せる。そういうチームをつくりたい。そう思ってまた日常から踏み出して欲しいなと思います。




ある作家が

ロシアのウクライナ侵攻についてこんな事を書いていた。

「かつての私たちもそういう事をしてきた。されてもきた。人間はそういう事ができてしまうけど、しないでおく事ができる。私たちは二度としないでおこうと思う。」と。

やっぱりこれも、愛と勇気。











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