魂のトゲトゲ
久しぶりの投稿です。
夏が過ぎてめっきり寒くなりました。
三田の朝はもうストーブをつけています。
今日は朝から姫路の琴丘高校に行ってきました。
それぞれ事情が重なって
本来の三校の練習試合予定が変わったこともありますが、快く遠征を受け入れてくださいました。
琴丘高校の皆さん、多田先生、本当にありがとうございました。
前半はスキル練習。
体の有効な使い方がポイントですが
さまざまなプレーの滞った部分が
理論的に解決されていく、そんないい練習をさせていただきました。
後半はゲーム。
毎日の練習を対人の形式で落とし込むには
今のBRUINSにとってこのように他校の多大なお力を借りていく以外ありません。
そういった意味でも
今週末から始まる丹有新人大会に向けて
貴重な1日です。
カタチを何度も、頭と体に落とし込む毎日。
ただ、それが「試合に勝つ」ことにどのくらいイメージしていけるか。
また明日からの練習に還元しなくては。
そして、バスケットは仲間との結束なくして成立しない。
そもそも仲間との結束に「やり過ぎ」などない。
納得するまで、欲しい結果にこだわり、繰り返し繰り返し人と関わりを探り続けないと答えが見えてこない気がする。
答えが見えてきた気がしても、状況はどんどん変わるから、またもっといいものを求めて発信と受信を繰り返し繰り返し。
生きてる人同士が現在進行形で関わり続ける一瞬一瞬なんだから、時々間違えてしまったとしても、やり切らないと。
その中で
「コミュニケーションを取る」
という言葉が
なんだか最近、別の方向にいってしまっている気がするのです。
なんだか
何事もなく、波風立たず、丸くおさめる力だけが
コミュニケーションの力、なんだろうか。
そこに
こうなりたいとか
こうしたいとか
こうありたいとかという
その人の〝魂のトゲトゲ〟みたいなのが
あんまり見えてこない気がして。
人を刺すトゲは持ってはいけないけど
空に突き刺すほどの、なりたい自分に向けて伸びるトゲは
持っていい、というか、持ってこそ、だと思うんだけどな。
今の時代じゃ難しいんだろうか。