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愛と勇気

2022/07/23 22:43
  

コロナの影響はまたこの夏をいろいろと狂わせてきそうで、不穏な毎日です。


新チーム発足以来、少人数ではありますが、

基本に立ち返りながら

なんとか粘り強くチームづくりを続けています。

なかなか揃わない日々が続きますが

感染に気をつけつつ

夏休みの練習もスタートしています。


少人数だからこそ出来ることはなにか

デメリットのダークサイドの裏に

当然メリットもあるわけです。



今年のチームのモットーは

「愛と勇気」です。

この言葉は、深いよ。



そんな2年以上続くこのコロナ禍では、

様々な分野で、粘り強く劣勢な状況下を乗り越えている人たちの話が、とても参考になります。


そんな、様々な方々の生き方を参考にしつつ、

前を向いて進みたいと思います。


ヒントはいろんなところに転がっているもの。


ここまで

どんな進み方をしてきたか

どんなくぐり抜け方をしてきたか

10年くらい経ってわかることもあります。



そして昨晩、27歳が2人。

なにか思うところがあったんでしょうね、

ふと私の家を訪ねてきました。

久しぶりの顔は、ちゃんと27歳の顔になってました。


ひとしきり現役時代のことを喋って

あの時なんであんなに走れたのか

自分達で自分達をやたらと称賛していました笑


様々な昔話に大笑いして

いろんな感情が蘇って

それぞれの今のはなしをしながら

泣いて

何度も涙を拭きながら

それでも、泣きながら、笑いながら、

ボリボリ自分達で買ってきたお菓子を食べて

呑んで

疲れ果てて寝て

朝が来て

起きて

起きた途端からまた喋って

満足して帰っていきました笑



私もいろんな事を考えました。

たくさん話しました。

いろんな想いと共にこれまで頑張ってきた2人の話を聞いて

とても嬉しかった。

27歳の顔を見ていると

17歳の頃の姿も輝いていたけれど

それとはまた違うキラキラした輝きがある。

本人たちはあの頃と比べた今の自分を

少し過小評価ぎみだったりするんだけど

いや、ちがうよ。

今を生きているその感じが、とても、よかった。


夜に電話をかけて「今から行っていいですか?」という、なんかあの頃と変わらないちょっと甘え上手なところを考えると、大丈夫、ここからもちゃんと生きていけるよと思いながら駅まで送りました。



いろいろある中で

みんな、がんばって生きていこう。

時々、こうやって振り返って、

また歩いていくんだね。



言葉を持つ私たちは、これからも語り合おう。

この時代に苦労しながらそれぞれで生きている私たちは、そうやって時々会って話をしよう。


時間を超えて、

そうやって心を満たしてくれるこの感じが

宝物だなと思いました。



こういうことを、ずっと大切にしたいと思っています。



ここにも

あの頃とこれからの自分達を大切にしたいという「愛」と

夜中にタクシーで家まで押しかける「勇気」が

あったからこそです。


ありがとう。

またおいで。

みなさんも、いつでもどうぞ。





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