兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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夏休み 最終週のいろいろ ①

2021/08/29 21:31
  

夏休みも今日で終わりです🍉



嵐のようなこの1週間🗓

明日のことさえ予測がつかない毎日でした。




今年は岡口屋さんの「夏合宿」に行けませんでした。



本当なら

8/25〜 BRUINSは、あせと涙にまみれて、

新たにワンチームとなるべく

貴重な経験値をつんでいる。はずでした。


出発前日。

電車も確認してお家の方からお金も預かってきました。さあ、今から切符を買いに行くぞ。と。

気持ちも整えて

いざ出発!という前の日に、

県からの部活動に対するコロナ対策の一つとして

「活動は校内に限る」という指針が出されたのです。


意欲に溢れていた子供たちは、

この決定を聞いて、泣いていました。

それでなくても、友達と泊まりでどこかにいくって、

高校生ならば誰しもがテンション上がるイベントのはずです。


それが前の日に中止になる。



合宿に行ったこれまでのBRUINSの選手たちなら

これがどんなに残念なことなのか

想像してもらえると思います。


去年、一生懸命先輩の後をついていき、今年の自分達のチームでも絶対に乗り越えるんだと意気込んでいた二年生の顔を見ていると、私もこの決定を伝えながら、なんとも言えない辛い報告になりました。



ただ世の中の流れには抗えません。



今は、感染に注意しながら、

しっかりと日常生活を自己管理していくしかない。

たとえそう心得ていても、

どこで感染するかがわからなくなっているなんとも言えない不明瞭さが、私たちの不安を煽るわけですが、

今回の合宿に関しては

とても残念ですが中止になってしまいました。



子供達の「青い季節」の眩しい時間が

またひとつ、消えてしまった。





ある選手はこう決意を綴っています。

「悔しい、悔しすぎる

去年の夏合宿がチームにとってすごく大きな成長をさせてもらえて、そこでの経験が自信に繋がったりしたからこそ私たちのチームでその経験がしたかった。

去年の夏合宿でのことを考えれば考えるほど悔しくて涙が出てきます。

けど、前を向いて進まないといけない

私が下を向いていてはだめ

明日からの練習頑張ります

自分の限界を超えていくつもりで。」




またある選手は中止の決定を受けて

こんな気持ちと戦っています。

「みんなといるときよりも、1人になると誰にぶつければいいのかわからない、誰にもぶつけるべきではない怒りとか悔しさに押しつぶされそうで、何度も泣きそうになります。

でも、ナルが言ってたようにこの状況で私たちがするべきことは下を向いて涙を流すことじゃない、と思って歯を食いしばって耐えてます。

こんなに神様が試練を与えるのは、私たちがそれを乗り越えなければならないから、試練を与えてくれてるのだと思うと、成長のチャンスをありがとうと思うしか、今はないです。

ずっと言われていたことだけど、“当たり前“って当たり前じゃないんだって、ようやくわかった気がします。

誰にもぶつけるべきじゃない悔しさは敢えてバスケの神様にぶつけようと思います。

きっと見てくれていると信じて明日ぶつけに行きます。」





2年前、
総体がなくなるかもしれないと、なんか外濠を埋められるみたいにジワジワと諦めざるを得なかった
33回生と一緒に感じたあの時の気持ち。
そして今、
突然、本当に突然、明日やろうとしていたことを突然奪われるこの感じ。




感じることはたくさんあるのだけど、
いつもそこと向き合う高校生の姿勢に
私も支えられます。


コロナが憎い。

でももっと最前線で、身を投げ打って戦っている人たちがたくさんいます。

健康で過ごせていることになによりも感謝しなくてはいけないのかもしれません。

気持ちをどうぶつけていいかわからないけれど、

「行きたかったのにー!!」と文句ばかりを連ねることは、何か正義に反している気持ちになってしまう。


だからこの気持ちを押し殺して、前に進む。

そう、押し殺して、という言葉が、一番近い気がします。

「誰にもぶつけられない、誰にもぶつけるべきではない気持ち」

そう、子供たちも言っているように。




そんなこんなで、
この夏休み最終週を過ごしていました。
長く続いた雨模様が嘘みたいに
今週は猛暑続きでしたね。

パート② につづく🧸👶



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